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イタリア首都高引用:https://www.sankei.com

14日、イタリアの北部「ジェノバ」で、高速道路の「高架橋」が突然「約200メートル」に渡り「崩落」するという事故が発生しました。

この事故により、「多数の被害者」が出ている模様です。

現在も、現地の消防当局によって、「瓦礫の下」に閉じ込められている方たちの「救出作業」が懸命に行われていますが、被害者の数は更に増えてしまいそうです。

最初にこの事故のニュースを見た時、まるで「映画の世界の中での出来事」を見ているようで呆然としました。

まさか現実にこんな事故が起こるなんて。

少しでも多くの方の命が救われることを祈っています。

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イタリアジェノバの高速道路の高架橋が崩落!原因は老朽化?



イタリア北部の「ジェノバ」で発生した、高速道路の「高架橋崩落事故」。

事故の後の様子を見てみると、現場周辺には、「潰れた大型トラック」が横たわっていたりして、その事故の「衝撃」がいかに大きかったかを物語っています。

今回の「高架橋崩落事故」に巻き込まれたのは自動車は「約20台」。

現場の高架橋の下には、交差する形で「鉄道」が走っているのですが、事故が発生したときには、列車は走行していませんした。

もし、列車も走っていたら…と考えると恐ろしいですね。

現地の報告を見ていると、この事故の「原因」として、可能性が高いと伝えられているのは高速道路の「老朽化」。

事故が起こった高速道路は、「1960年代」に「建設」されています。

約2年前には「改修工事」も行われていたそうですが、今回、「信じられない事故」が起きてしまいました。

2年前に改修工事を行っていたのなら、「何故」この様な事故が起きてしまったのか?

今後さらなる「事故原因」の追求がされていくと思います。

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イタリアジェノバの高速道路と日本の首都高速はどちらが古くて危険?

今回のイタリア・ジェノバでの高速道路、「高架橋崩落事故」。

その原因なのではと考えられているのが、高速道路の「老朽化」。

これはイタリアだけではなく、色々な国でも問題になっています。

もちろん、日本も例外ではありません。

特に、1964年(昭和39年)に「第18回東京オリンピック」開催に向け、「突貫工事」された「首都高速道路」の「老朽化」による「痛み」の激しさについては、度々話題になってきました。

同じ、1960年代に建設された「高速道路」で起こった「事故」ということで、決して日本でも「対岸の火事」では済まないでしょう。

舛添要一さんが「東京都知事」に就任した時。

2020年の「東京オリンピック」までには、「老朽化」が進む首都高速道路の「改修整備」を行いたいという発言がありました。

1964年の東京オリンピックと同時期に整備された「首都高速1号線」などの、高度経済成長期以降、集中的に整備されたインフラ。

「約半世紀」が経過し、そろそろ「寿命を迎えつつある」と考えられたのですね。

首都高速道路と東京オリンピックには、深い「関係性」があります。

「首都高速道路公団法」が施行されたのが「1959年」。

この時、「1号線~8号線」までの「合計約71キロメートル」に及ぶ「基本計画」が策定。

翌年からは、1964年に開催を控えた「東京オリンピック」のために、「緊急的」に、「整備を急ぐ区間」が決められます。

結局、1964年の東京オリンピックまでの「約5年間」で、「4路線合計約33キロメートル」が開通。

当時の様子を描いた「映画」や「ドラマ」とかを見ると、その現場は「凄まじいもの」があったようです。

今現在は、当時から比べて「約10倍」の長さにまで延長されている「首都高速道路」。

そのうちの「約80%」が「高架部分」となり、「高架橋」を含めたトンネル、地下道という維持管理が必要な道路が「約95%」を占めているという「極めて特殊な作り」をしているのが、「首都高速道路」になります。

更に、首都高を利用する車両は、一日平均で「約100万台」に迫ります。

しかも「過積載車両」の通行、慢性的な「渋滞」といった首都高ならではの問題もあり、常時、「大きなストレス」を抱えながら運用されているというのが、首都高速道路の「現状」。

もちろん、「日常的」に、整備は行われています。

首都高速道路の整備を担当しているのは「首都高速道路株式会社」。

その首都高速道路株式会社が以前に出した、首都高速道路の「現状」や、「課題」についての報告がこちらです。

「過酷な使用状況による損傷は年々増加する一方で、高架橋約240キロメートル、約1万2000径間のうち、これまでに補修を必要とする構造的損傷が発見された径間は約3500 径間(約30%)である。そのうち、疲労亀裂が発生した鋼桁は約2400径間、鋼床版は約500 径間、RC 床版及びPC・RC 桁のひび割れは、約1300径間である。これは過酷な使用状況にあることと、特に鋼部材では、平成14 年まで疲労を考慮した設計をしていないことに起因しているものと考えられる。首都高速道路構造物は、現在実施している補修により当面の安全性は確保できるものの、長期にわたって健全に保つための補修費用は将来、飛躍的に増大していくことが予想される」

引用:首都高速道路株式会社

これを見ると、当面の安全性に関しては確認が取れているけど、「本当に(補修が)大変になってくる」のはこれからだ、ということですね。

現在進行形で、日夜を問わずに「首都高を守る作業」は行われています。

2020年に迫った、東京で行われる「2度目のオリンピック」までに、どのような整備を行っていくのか。

「国」の意見や、「東京都」の意見、また「首都高速道路株式会社」の意見もありますし、「環境への配慮」や、予算面での「社会的な合意」など、問題は山積みですね。

ということで今回は「イタリアジェノバの高速道路と日本の首都高速はどちらが古くて危険?」について見てきました。

最後に、今回のイタリアでの事故で被害者となった方々へお悔やみと、少しでも多くの方の命が救われることを祈っています。

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