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北朝鮮

出典:http://atlas.cdx.jp

北朝鮮の金正男氏が、マレーシアで殺害されるというショッキングなニュースが飛び込んできました。

金正男氏は、現在の北朝鮮の総書記・金正恩氏の兄にあたる人物で、北朝鮮の中でも一時は後継者候補に挙がるなどの超重要人物。

日米首脳会談が行われている最中には、ミサイルを発射するなど不気味な行動を取り続ける北朝鮮の思惑とは一体何なのでしょうか?

今回は何故この「暗殺計画」が実行されたのかを調べていきます。

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金正男の暗殺はなぜ計画?兄弟の関係は?

金正男氏の暗殺が決行されたのは、滞在先のマレーシアです。

報道によると、金正男氏は女性2人組によって毒殺された模様で、この容疑者の女性2人組は金正男氏を殺害後に逃走、消息を絶っています。

この女性達は北朝鮮の工作員とみられており、明らかに北朝鮮国内で何かが起こっているという事は否定できません。

近年、北朝鮮の金正恩総書記による恐怖政治は、とどまることを知らず、その犠牲者は増え続けています。

実の兄という立場の金正男氏でさえ、自分の意に反すれば例外ではないという姿勢を示すことで更なる恐怖を植え付けることを目論んでいた可能性もあると思います。

1971年生まれの金正男氏は、故金正日総書記の長男。

金正日総書記の正統後継者として有力視されていた時期もあり注目されていましたが、2001年日本に偽造パスポートで入国しようとして摘発され、その後、後継者争いからは外されています。

その後、マカオや中国などで生活を送っていまして、近年では度々報道陣の質問にも受け答えをする姿勢を見せていました。

「金正日氏の性格についてはこちらを御覧ください」

また金正男氏は、金正恩体制発足後、北朝鮮の権力世襲制度を批判する発言も公の場でしており、金正恩総書記が自身の権力を脅かす存在だと受け止めていた可能性も高く、今回の暗殺に繋がったという見方も出てきています。

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金正男の息子も行方不明で金正恩とは対立?

今回暗殺された金正男氏の最近の画像を見ていきましょう。

「金正男 現在」

「金正男 現在」

人を顔で判断してはいけませんが、人懐っこい金正男氏の笑顔を見ていると、金正恩総書記よりもかなり印象が良いです。

殺害された金正男氏と第二夫人のイ・ヘギョン氏の間には長男のハンソル氏がいます。

今現在21歳のハンソル氏はフランスに滞在していると伝えられていますが、正確な居場所は把握されていません。

つまり行方不明中です。

ハンソル氏は、2011年からボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルにあるインターナショナルスクールに留学、その後フランス・パリ政治大学に入学しています。

そして2013年、後見人の元国防委員会副委員長の張成沢(チャン・ソンテク)が粛清された後は、ハンソル氏の身辺も危険な状態と見られていましたが、この時は警護にあたったフランス政府のおかげで無事だった事が伝えられています。

昨年、パリ政治大学を卒業したハンソル氏はその後、就業しておらず、海外に滞在していると言われています。

また、広い視野を持ち開放的だった金正男氏の影響も強く受けており、海外のマスコミのインタビューに、金正恩総書記について「独裁者」と、語っていたこともあります。

ハンソル氏が金正恩総書記について語ったインタビューがこちらです。

「これまで生きていて(金正日総書記と金正恩委員長に)一度も会ったことはない」

「叔父がどうやって独裁者になったのかもわからない」

引用元:2012年フィンランド公営放送とのインタビュー

このような発言を世界に向けて発信しているハンソル氏に対して、厳しい態度を示すことは間違いない金正恩総書記の次なる行動が非常に怖いですね。

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