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ボコ・ハラム出典:http://livedoor.4.blogimg.jp

ナイジェリアの北東部で、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」による、2件の襲撃事件が発生しました。

この襲撃で、女性(少女を含む)22名が拉致された模様。

報道によると、最初の襲撃は3月30日。

襲われたプルカ村は、カメルーンとの国境に近い場所に位置していて、この村からは少女18人が拉致。

更に、別の襲撃に遭ったのが、チャド湖近郊のダンバ村郊外。

自警団のメンバーの証言によると、襲撃犯は「みかじめ料」の支払いを拒んだ「牛の放牧業」を営む男性1人を殺害、その後、男性の家族の女性4人を拉致し、牛50頭も殺害後、残った牛も奪っていったといいます。

日本では、まだ聞き慣れない組織である「ボコ・ハラム」による残忍な襲撃事件。

この「ボコ・ハラム」について調べていきたいと思います。

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ボコ・ハラムとは何か?簡単に!意味は?

「ボコ・ハラム」という言葉から見ていくと、「西洋の教育は罪」という意味になります。

結成されたのは、2002年。

宣教や、ジハードを手にした「スンニ派イスラム教徒」としてふさわしき者たちを自称し、政府の打倒、シャリーア(イスラム法)の施行を目標に掲げています。

警察、政府関係の施設、キリスト教会、国連施設、学校への自爆テロ、村などへの襲撃等を繰り返している過激派組織です。

今回の襲撃に参加した戦闘員は、ボコ・ハラムの創始者であるモハメド・ユスフ師の息子、アブムサブ・バルナウィ師に忠誠を誓っているということです。

昨年、ボコ・ハラムの指導者アブバカル・シェカウ容疑者に代わる新たな指導者として、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」から指名されたという、バルナウィ師。

シェカウ容疑者は、民間人に自爆攻撃を仕掛け、多数の犠牲者を出したことで非難されます。

そんな流れを受けてか、バルナウィ師とその側近たちは、ボコ・ハラムの支配下にある地域の民間人に対し、同組織の掃討作戦を行っている「ナイジェリア軍」に協力しなければ、危害は加えないと約束していました。

ところが、ここ最近、ボコ・ハラム戦闘員達は、チャド湖周辺の地域への襲撃行動を強めています。

そして、女性の誘拐や、食料の強奪、また軍に協力したという疑いをかけ、民間人の殺害を繰り返しています。

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ボコ・ハラムの女性誘拐の目的や壊滅は?

特に、その残虐さがクローズアップされている「ボコ・ハラム」。

その中でも女性や子供に対しても、容赦のない事件には目を覆いたくなります。

2014年4月には、ボコ・ハラムによる犯行声明文が出された、「ボルノ州・公立中高学校女子生徒拉致事件」も発生しており、この時は、実に276名もの女子生徒が拉致されています。

ボコ・ハラムにより、拉致された女性達は、改宗を強要させられ、テロリストの花嫁(性奴隷)にさせられます。

また、「女性は教育を受けるべきではない」という性差別が「ボコ・ハラム」の根底にはあり、誘拐され性奴隷として人身売買された女性達は、逆らえば、殺され捨てられてしまうという、まさに「モノ」扱い。

女性の持つ権利を全て奪ってしまっている組織「ボコ・ハラム」。

それだけではなくて、拉致された女性や子供も自爆テロの「道具」としても使うという、残虐極まりない行為を繰り返しています。

また、この「ボコ・ハラム」の残忍さや、逃げ出した女性達のその後についても別の機会に触れていきたいと思います。

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