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梅毒出典:https://uploads-ishamachi-com.s3.amazonaws.com

性感染症の梅毒の患者数が、今年に入ってから既に1000人を越えています。

このペースは、1999年以降最速です。

「梅毒」とは、「梅毒トレポネーマ」という細菌に主に、性的接触によって感染する病気で、症状としては「しこり」「ただれ」等があり、妊婦の場合には流産や死産の可能性もあるという怖ろしいもの。

私は、ドラマ「JIN-仁-」が大好きだったのですが、あのドラマの中でもメインテーマの1つになっていた「梅毒」。

江戸時代に世間を恐怖に陥れた「梅毒」が、今のこの時代になっても猛威を振るっているというのが、不思議な感じがします。

因みに、1999年以降というのは、今の届け出方式になったのが1999年からだというためです。

都道府県別で見てみると、最も多いのが東京都で323人、次に大阪で147人、神奈川で61人となっており、人口が多い所に集中しているのも特徴ですね。

厚生省は「コンドームを適切に使用し、症状が出たら早期治療を」と、注意勧告しています。

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梅毒が感染拡大の原因は?

梅毒の主な感染原因は「性交渉」。

菌を持っている人と皮膚や、粘膜を直接接触させることで感染します。

一回の性交渉で感染する確率は、約15%~30%と言われていています。

梅毒の感染拡大の原因を1つに絞ることは難しいですが、その中で有力な説として上げられているのが、同性愛者の性交渉による男性患者の増加。

つまり、男性同士で関係を持つコミュニティなどに、梅毒が入り込んでしまったのではないか?という点。

そして、男性とも女性とも身体の関係を持つ梅毒患者も少なくないために、女性にも梅毒が広がってしまったという説。

更に、もう一点。

若い女性の梅毒患者の増加です。

これについては「性行為の低年齢化」「コンドームを使用しないで性行為をする人の増加」が理由として上げられています。

梅毒に限らず性感染症全般に当てはまりますが、自分の身を守る術を知らないままに、簡単に性行為を行ってしまうという事にも原因がありそうです。

例え、自分の恋人が今は真面目に自分とだけ交際しているとしても、過去にどのような恋人と付き合っていたかまでを知るのは中々難しいですからね。

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梅毒の男性の初期症状や治療完治法や検査は?

抗生物質ペニシリンが開発されてからは、早期の内に抗生物質を投与すれば、しっかりと治療、完治することが出来るようになった梅毒。

という事は、早期発見が大事になってきますね。

梅毒には、他の性感染症と同じように潜伏期間があります。

その期間は、「1~13週間(平均3~4週間)」で、その後に初期症状が出ます。

初期症状としては、「初期硬結(しょきこうけつ)」という、小さな赤いシコリ(5~20mm位)が出来ます。

ただ、この初期硬結は2~3週間もすると、綺麗に痕も残らず消える場合も。

また、見た目がヒドい「潰瘍」になってしまうケースもあり、この潰瘍を「硬性下疳(こうせいげかん)」と呼びます。

この、硬性下疳は、硬く盛り上がったシコリで、これも初期硬結同様、ほとんど痛みがないのが特徴です。

次に、初期硬結や硬性下疳が出来る場所を、男女別に見ていきましょう。
  • 男性は陰茎、くちびる
  • 女性は大陰唇や小陰唇、くちびる
それ以外の部位としては、「肛門」「口の中」「のど」なども上げられます。

また、梅毒の初期症状として「リンパの腫れ」が現れる事も。

「リンパの腫れ」にしても、痛みは殆どなく、特徴は「ただ腫れている」という点で、主に太ももの付け根(内股)に出来ることが多いです。

そして、「リンパの腫れ」も個人差はありますが、2~3週間もすると自然に腫れが収まって消えてしまいます。

つまり、これらいずれの初期症状を見ても、体内には梅毒の病原菌がいて病状が進行しているのに、表面的には治ったように感じてしまうという、怖ろしい所があるのですね。

最後に「梅毒」の検査方法について調べていきます。

梅毒は、病院、保健所、検査キットから検査出来ます。

それぞれについて見ていきましょう。

「病院で検査」

病院で検査した場合は勿論、梅毒に感染していた場合、そのまま治療に移行できますね。

ただ、他人に知られてしまう可能性がある点と、明確な症状が出ていない場合は、保険適用外となるので、全額自己負担になってしまいます。

治療費が高額になってしまうということですね。

この辺りはデメリットでしょうか。

因みに、医療機関によってバラツキはあるものの、大体1万円位になるということです。

「保健所で検査」

保健所で検査する場合、無料で検査できますが、その代わりに、HIV検査を同時に受けなくては行けないなどの条件があります。

HIV検査は、無料の所が多い保健所ですが、梅毒検査は有料の所(数百円~数千円)が多いです。

また、証明書が必要な場合は、別に料金がかかります。

事前予約が必要になりますが、自治体により検査できる日程や時間が異なり、住んでいる場所により検査項目が限定されるため、スケジュールが組みにくい点が、時に田舎に住んでいる場合は、デメリットになるでしょうか。

また、検査結果は郵送や、電話での対応はなく、直接面談をするしか方法がないために、再度保健所に行かなくてはいけません。

梅毒の場合は、結果が出るまでに約1週間かかります。

「検査キットで検査」

自宅で手軽に検査できる、検査キット。

検査制度は、病院とほぼ変わらないといいます。

料金は3000円程度。

匿名や、郵便局留配達、ネットでの結果確認等が出来て、1人で検査することが可能なために、他人に知られたくないという方にはメリットがありそうですね。

デメリットとしては、この金額についてどう感じるのかという点でしょうか。

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