Pocket

沖ノ島出典:http://livedoor.blogimg.jp

世界文化遺産への登録を目指していた、福岡県の「宗像・沖ノ島と関連遺産群」。

宗像・沖ノ島と関連遺産群には、8つの構成資産があり、その内の4つが、世界遺産に登録される見通しになっています。

これは、「イコモス」がユネスコに対して、世界文化遺産に登録するように勧告をした為です。

スポンサーリンク

沖ノ島の構成資産4つの世界遺産とは?世界文化遺産に登録?

「宗像・沖ノ島と関連遺産群」は、8つの構成資産で形成されています。

大陸との海上交流が盛んになった、4世紀~9世紀にかけ、航海の安全を祈願した、大規模な祭祀(さいし)が行われたことなどで知られています。

また、沖ノ島から離れた距離に位置する「4つの資産」については、イコモスの勧告により、世界遺産の対象からは外されています。

今回、7月にポーランドで開かれる「ユネスコ世界遺産委員会」で、世界遺産への認可が下りることが確実視される「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の一部(4つの資産)とは、どこの部分になるのでしょうか?

それがこちら、福岡県宗像市の宗像大社沖津宮(沖ノ島・小屋島・御門柱・天狗岩)です。

「宗像大社沖津宮」

「宗像大社沖津宮」

「宗像大社沖津宮」

九州本土から「約60キロ」離れた玄界灘に浮かぶ孤島である沖ノ島。

戦後の学術調査により、大陸からもたらされた「銅鏡」「武器」「装身具」など、奉献品が約8万点発見されています。

これらは全て「国宝」に指定。

発掘される「宝物」の多さから「海の正倉院」とも呼ばれ、島自体が「御神体」とされていて、原則立ち入り禁止です。

スポンサーリンク

反対の理由や観光は行ける?

 

沖ノ島は、島自体が「御神体」である為に、原則として一般の方の立ち入りは、禁止されていると先述しました。

また、女人禁制の為、女性は島に入れません。

男性の立ち入りは、年に一度の「宗像大社沖津宮現地大祭」(毎年5月27日)の時のみ認められています。

この「大祭」に参加出来る人数は、約200人。

島に上陸する前には、海で「禊」をする必要があります。

世界遺産に登録されるという事で、観光客の増加が考えられます。

しかし「世界遺産」の本来の目的である「資産の価値の保護」という観点からも「伝統を守る」という必要性が出てくるので、いわゆる観光名所という事にはならないでしょう。

ただ、年に一度の「宗像大社沖津宮現地大祭」には、参加希望者が殺到しそうですね。

参加希望者が多数となった場合は「抽選」となるみたいです。

※因みに普段は交替の神職が1名います。

最後に、今回の沖ノ島の世界遺産への登録には、反対意見もあったようです。

それは「世界遺産」とするなら「女人禁制」を解くようにとする「女性」「フェミニスト」の意見。

もう1つは、韓国の反発。

神話上、古代の日本が朝鮮半島に出兵した時の、守り神とされている「宗像大社」。

その為、今も「ヘイト思想」を持つ、日本人の一部の方たちの、心の拠り所になっているという側面もあるために、韓国側が反発している点。

「世界遺産」は、国や文化を越えた「全人類共通の資産価値」に基づくものでなければならない、とされているので、この様な意見に対しての対策も必要となってきそうです。

スポンサーリンク