三橋出典:http://image.news.livedoor.com

日本テニス界において、最悪ともいえる不祥事が発生。

テニスの元日本代表としても活躍していた、三橋淳さんが、八百長などを持ちかけた不正行為で、テニス界から永久追放処分を受けました。

テニスの不正監視団体「TIU」が16日、罰金5万ドル(約550万円)とともに、永久追放処分を発表。

「TIU」が、日本の選手に処分を下したのは、今回が初めてとなります。

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三橋淳と錦織圭の関係や現役時代の成績は?

前代未聞の不祥事について、現在世界で活躍している、錦織圭選手も驚きを隠せない様子です。

イタリア国際に参戦中の錦織選手は、初戦を勝利で飾った後の記者会見で、TIUから永久追放を受けた、三橋さんについて、「衝撃だった」と、コメントを残しています。

それもそのはずで、2005年の16歳以下男子国別対抗戦で、2人はダブルスも組んでいます。

同世代で、共に世界を相手に戦ってきた間柄である、三橋さんの不祥事に、錦織選手も「ショックが大きい」と語っていて、今後のプレーにも影響が出ないかと、不安になります。

更に錦織選手は、三橋さんとは、ここ10年ほど連絡は取っていない」とした上で、こうも答えています。

「世界で、ともに戦ってきた。彼も悪いやつではないし、すごい情熱があって、純粋なやつ。だまされやすいいんだと思う。」

「勿論、もうテニスは出来ないが、友達だったので、更生して戻ってきてほしい。」

このような不祥事を起こした、三橋さんに対しても、気遣う様子を見せる錦織選手。

逆に、錦織選手の方が、いい人過ぎて心配になります。

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「三橋淳の現役時代の成績は?」

イギリス出身の、プロテニスプレイヤーだった、三橋さん。

ATPの最高ランキングは、シングルスで「295位」、ダブルスでは「217位」となっています。

三橋さんは、2005年に「トヨタジュニア」のシングルスで優勝し、注目を集めます。

インターハイでは、団体部門で準優勝。

プロ転向後の2009年には、ドイツに拠点を置き、各国のツアーを回っています。

それでは、三橋さんの主な現役時代の成績をまとめていきます。
三橋淳の主な戦績
開催年 大会名 成績
2004 全国中学生大会 優勝
2005 トヨタジュニア全国大会 優勝
2007 全国室内選抜 優勝
2008 フューチャーズF4(イラン) 優勝
2008 フューチャーズF8(大阪) 優勝
2008 フューチャーズF1(イラン) 準優勝
2008 フューチャーズF3(エジプト) 準優勝
2008 全日本テニス選手権 ベスト8
2008 イザワクリスマスオープン 優勝
プレースタイルとしては、165cmと小柄ながらも、パワフルなストロークが武器だったということで、錦織選手と並び、将来が期待されていた選手でした。

また、2014年12月のトルコのツアー下部大会ラストに、試合には出場していない三橋さん。

2015年を最後に、日本テニス協会のプロ登録を外れています。

その後は、現役としては活動しておらず、最近はベトナムなどで、ビジネスを展開していたということ。

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三橋淳の八百長・不正の内容は?

三橋さんが、今回起こしてしまった「不正行為の内容」を見ていきます。

2015年11月に、南アフリカで開催されていた、ツアー下部大会で、自身がコーチを務める選手を通じ、他の選手にシングルスは「2000ドル(約22万円)」、ダブルスは「600ドル(約6万6000円)」で、負けるように持ちかけたということ。

また、同じ年の12月、ナイジェリアで開かれた、ツアー下部大会では、直接選手に八百長を持ちかけたことが、TICの調査で分かっています。

更に同年、10月~11月にかけて、「禁止されているスポーツ賭博」「76回」も参加していたことが判明。

TICは、再三、三橋さんに対して、話し合いの場を持つように要求して、不正行為を正すように勧告しましたが、三橋さんは、これらを全て「拒否」。

通常、今回のような「永久追放処分」が下される場合は、本人側に弁明の機会を与えるということですが、三橋さんがこれを拒否、放棄したとみなされたため、過去を振り返ってみても「最悪に近い」という、「一発退場処分」ということになりました。

ここまでして、TIC側の全ての要求に答えていない所を見ると、まだまだ裏に何かあるのか?

という気もしてきます。

この数年、世界テニス界では、八百長や賭博の取り締まりに力を入れていて、2016年1月の全豪期間中には、当時世界ランキング1位のジョコビッチ選手が「以前、(自分の)チームのスタッフが八百長を持ちかけられた」とも明かしています。

ジョコビッチ選手は当然、自身の直接的な関与は否定していますが、テニス界全体で見ると、裏側で、このような取り引きが、実際に行われているという現状が、透けて見える形となってしまった気がします。

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