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ランサムウェア出典:https://pbs.twimg.com

身代金要求型ウィルス「ランサムウェア」を作成したとして、中学3年生の少年逮捕されました。

容疑は、「不正指令電磁的記録作成・保管」の疑い。

全国で初となる、ランサムウェアの作成容疑での立件が、14歳の少年によるものだった為、衝撃を与えています。

この少年は、任意での捜査に対して「力試しに作ってみたら出来た」と語っているということ。

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ランサムウェアを中3が独学で?方法は?

身代金要求型ウィルス「ランサムウェア」を作成したとして、逮捕された少年は、独学で「ウィルスの作り方」を学び、身につけていたといいます。

ちなみに「ランサムウェア」とは、パソコンに保存された文書や画像などのファイルを、暗号化して閲覧出来ないようにしたり、パソコンを強制的にロックし、使えなくしてしまうというウィルスです。

このウィルスに感染すると、元に戻すためには、仮想通貨や電子マネーなどでの支払いを要求されます。

そこから「ランサム(ransom)」=「身代金」という名前が付き、2013年頃から、世界中に広まっています。

現在、インターネット上には、「ウィルスの作成方法」などについて、情報提供している「闇サイト」の存在も明らかになっていて、今回のように若い人たちが、サイバー犯罪に簡単に手を染めてしまうという危険性も増している模様。

捜査関係者の話をまとめていきます。
  • 少年が作成したウィルスは、海外サイトにアップロードされていて、誰でも入手可能な状態
  • この「闇サイト」を利用し、少年は自分一人の力で、ウィルスの作り方を学んだ
実際に、ウィルス作成に関する情報は、ネット上のあちらこちらに、散らばっていると言います。

ネットセキュリティー会社関係者の話によると、「闇サイト」では、日本円にして「1万円程」で、ウィルスが販売されているとも。

また、ウィルス作成に必要な情報が無料で出回り、暗号化といった「ウィルスのベース」を作ってくれるサービスも存在していて、今は、プログラミング能力の低い人でも、ある程度の英語力があれば、簡単にウィルスを作れてしまうという状況になっています。

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ランサムウェアを中3が独学で?方法は闇サイトで簡単に?

逮捕された少年は、自分の技術力や能力を、誇示したいという目的があったようです。

警視庁の統計では、不正アクセス禁止法違反容疑で検挙された全体の31%に当たる、62人が10代だったとも。(平成28年度調べ)

今の若い世代は、パソコンなどのIT機器が、幼少期から身近な存在となっていて、また情報や知識の吸収も早く、独学でこうした技術を手に入れている人も多いのでしょう。

そして、手に入れた力は、試してみたくなる。

その為、これらの技術を、どう正しい方向に使っていくのかというのは、大きな社会問題になって行くのかもしれません。

今回の少年のケースを振り返りますと、少年は1月、自宅のパソコンでランサムウェアを作成しています。

そして4月にかけて、保存していた疑いが持たれていて、感染すると、ショッピングサイトの電子マネーを要求する内容の画面が、表示されるという仕組みに。

また、必要なデーターは、海外のサイトから集めていて、作成後は海外のサイトにアップロード。

少年は「100人以上がダウンロードした」と供述していますが、現段階の捜査では、ダウンロード先は確認できてなく、金銭の被害についても把握されていません。

更に、少年のパソコンからは「別のウィルス」も見つかっています。

このウィルスについても、少年が作成したものだと見られ、調べが進んでいる段階です。

昨年1年の間で、ランサムウェアが検出されたパソコンは、国内だけでも「約65,400台」で、前年から比べると「約10倍」となっており、新種のタイプも、次々と世界中で確認されていて、その数は「247種類」にも及ぶそうです。

今後も、益々増えていくことが予想される「ウィルスの脅威」に対しても、早急な対応が必要となりそうですね。

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