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小林麻央出典:http://contents.oricon.co.jp

先月の22日、壮絶な闘病生活の末に逝去した、小林麻央さん。

麻央さんの病気が世間に知られたのは、約一年前に開かれた、夫で歌舞伎役者である市川海老蔵さんの会見でした。

その時には既に、麻央さんの「がん」は、かなり進行していて、厳しい状態であることが伝えられることになります。

がんを公表した後、懸命に病気を治そうと、奔走していた麻央さん。

生きるために、色々な可能性を探っていました。

しかし、そんな麻央さんが、昨年から何度も通っていたとみられる「クリニック」に、6月28日、厚生労働省から、業務停止命令が下っている」という情報が入ってきました。

一体、どういうことなのでしょうか?

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小林麻央の空白の1年半の期間に治療をしたクリニックが業務停止に?

麻央さんの逝去から約1週間後の、6月28日。

全国11のクリニックに「業務停止命令」が下されます。

これらのクリニックでは、他人の臍帯血(さい帯血)を投与する医療行為が、無届けで行なわれていました。

この11ヶ所の民間クリニックでは、がん治療、アンチエイジングなどの目的で、さい帯血(妊婦さんのへその緒の中にある血液)を、患者に投与しています。

さい帯血など、他人の幹細胞を使った医療を行う場合、2014年11月に施行された「再生医療法」の決まりで、専門委員会に計画書を提出し、安全性などの審査を受けなければいけませんが、これらのクリニックでは、届け出を出していませんでした。

その結果、厚生労働省から「再生医療を一時停止せよ」という命令を受けたのですが、その内の1つが、麻央さんが、昨年から何度も通っていたクリニックでした。

麻央さんは、このクリニックに、姉の小林麻耶さんの付き添いで通っている所を、目撃されています。

実際に麻央さんが受けていたのは、業務停止命令の原因となった「さい帯血治療」とは別のもので、「水素熱免疫療法」というもの。

この「水素熱免疫療法」という治療法は、まだ「10年」くらいの歴史しか無い、医学的根拠が乏しいものだったとも言います。

その有用性については、後10年、20年してみないと分からないとも。

更に、この治療法は、保険の効かない「自由診療」で、1回数万円にもなる高額なもの。

恐らく、麻央さんはこの時期、少しでも可能性がある治療法を(外科手術的な方法以外の)探していたのでしょう。

この他にも、海老蔵さんが様々な人に連絡をし、「こんな画期的な治療法がある」と聞くと、すぐ連絡を取って、様々な民間療法を試していたとも言われています。

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小林麻央の通った業務停止になったクリニックの名前や場所はどこ?

 

先月から今月にかけて「再生医療について一時停止命令」を、厚生労働省から受けたのは、東京、大阪、福岡にあるクリニックで、合わせて11の医療機関。

また、厚生労働省によりますと、さい帯血は、血液などの元となる、幹細胞を含んでいるために、白血病の治療に利用されていますが、他のがん治療、美容への効果は、まだ証明されていないとし、がんなどに悩む患者につけ込む形で、違法な再生医療行為が横行しないよう、徹底した指導を行っていきたいとしています。

今回、業務停止処分を受けた、東京、大阪、福岡の「11のクリニック」がこちらです。
  • 表参道首藤クリニック(東京都渋谷区)
  • クリニック真健庵(東京都港区)
  • 赤坂AAクリニック(東京都港区)
  • 六本木ドクターアンディーズクリニック(東京都港区)
  • 東京国際美容クリニック(東京都港区)
  • アベ・腫瘍内科・クリニック(東京都千代田区)
  • 花岡由美子女性サンテクリニック(東京都練馬区)
  • 品川荏原ライフケアクリニック(東京都品川区)
  • 大阪タワークリニック(大阪市内)
  • 恵聖会クリニック心斎橋院(大阪市内)
  • 天神皮ふ科(福岡市内)
この中の「表参道首藤クリニック」に、麻央さんは通い、治療を行っていたと言います。

そして、今回の「業務停止処分」の件について、この「表参道首藤クリニック」の首藤紳介院長は、NHKの取材に対し、このようなコメントを出しています。

「患者の希望で行った治療行為が認識不足により結果として法令違反になってしまったことは真に残念に思います。今後は、行政処分を深く受け止め法令順守の上、診療に努めてまいりたい」

この様な、科学的な根拠がない治療を、がん患者などの、藁にもすがりたい気持ちに、つけ込むようなやり方で行っていたというのは、正直信じられません。

少なくても、提示された治療法が、国の審査を通過した、安全面も含めて、「正式な治療法なのか?」ということは、確認しなければいけないですね。

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