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稲田防衛大臣出典:http://i.huffpost.com

21日の記者会見で、南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)の日報問題を巡る特別防衛監察ついて、近日中にも調査に応じる姿勢を示した、稲田朋美防衛大臣。

稲田防衛大臣は、「私も出来るだけ早く協力したいと考えていて、現在、防衛監察本部と日程など細部を調整している。」と語っています。

陸上自衛隊で発見された日報データを、非公表にするという方針を了承した疑惑が持たれている稲田防衛大臣。

この問題については、完全否定しています。

「私は、一貫して情報公開を推進し事実解明に取り組んできた。非公表や隠蔽を了承する行動はこれまでの私の姿勢と真逆で相いれない。」と発言しています。

しかし、陸上自衛隊側は、「事前に稲田防衛大臣に日報の存在を報告し、公表しない方針も了承されていた。」と証言。

陸上自衛隊側の発言が事実なら、稲田防衛大臣が日報の隠蔽に関わっていたことになります。

両者の言い分が、真っ向から食い違っているので、どちらも正しいということは無く、どちらかが嘘を付いているということになりますね。

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稲田朋美防衛相大臣はなぜ辞めない?

これまでも、度々「失言」などにより、厳しい立場に立たされてきた稲田防衛大臣。

先日行われた、東京都議会議員選挙では、自民党が歴史的敗北を喫するキッカケの1つも、作ってしまいました。

そこへ来て、また起こったこの「隠蔽問題」。

今回の「日報隠蔽問題」ですが、複数の関係者の話では、陸上自衛隊側は、防衛省の特別監察に対して、「データが存在すると大臣に報告し、非公表にするという方針も了承された。」と説明しています。

これは、日報が存在しないとされていた、今年2月の段階の話です。

しかし、稲田防衛大臣は、「日報は破棄されたと説明を受けた。」と語っており、陸上自衛隊側の証言を否定。

自身は、隠蔽に関わっていないという姿勢です。

これから、徹底的な調査が行われることになるでしょうし、その際には真実が明らかになると思います。

会見での稲田防衛大臣の様子を見ていると、自分の記憶に自信がないような、そんな様子にも見えました。

調査の報告次第では、これまででも最大級に追い詰められることになるであろう稲田防衛大臣。

それでも、彼女は「防衛大臣」を続けていくのでしょうか?

この日の会見でも、これまでの自身の言動についての責任の取り方について問われると、「なすべきことを、やっていきたい。」と繰り返し答えていて、辞任するという考えはない模様。

安倍内閣の支持率の低下が囁かれている中、その責任の一因ともなっている稲田防衛大臣。

最近の様子を見ていると、「逆になんで辞めないんだろう?」とも思ってしまうぐらいに、ズタボロな印象です。

表情を見ていても覇気が感じられないし、何か、心ここにあらずという風にも見えます。

まるで、ただ時間が経過するのを待っているかのような。

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稲田朋美防衛相大臣はなぜ辞めない?理由は任命責任?

誰が見ても、何で辞任しないんだろう、と不思議に思うくらいの、稲田防衛大臣の現状。

これだけ問題を、立て続けに起こし続けているので、自民党内からも冷ややかな視線が送られています。

来月の頭頃には、内閣改造が実施予定。

厳しい立場の「安倍内閣」としても、起死回生というか、何とか、イメージ回復を務めるために、色々な策を練っている所でしょうが、正直、目新しい「サプライズ人事」は期待出来ないかなという印象です。

その「内閣改造」の前に、稲田防衛大臣自身の判断で辞任するのも、選択肢の1つであるという、自民党内の声も聞こえてきています。

そんな声が高まっていても、無表情で、「私の統率力、指導力に疑問があるのではないかという批判は承知だが、しっかりやるべきことをやっていきたい。」と語り、辞任だけはしない、という姿勢を貫く稲田防衛大臣。

そもそも、稲田防衛大臣を任命したのは、もちろん安倍首相。

この任命自体が、当時の目玉人事の1つで、安倍首相の秘蔵っ子とも言えるでしょう。

なので、これまでは安倍首相が、稲田防衛大臣に対し、期待感を持って、守ってきたという風にも見えました。

しかしここへきて、少し様相は変わってきているように思います。

もう、とっくに安倍首相も、稲田防衛大臣のことは見限っているかもしれません。

でも、稲田防衛大臣が、ここで辞任や罷免となれば、安倍首相の「任命責任」が問われます。

その為に、どうしても「内閣改造の日」までは、何とか、フラフラでもいいから、そこまでは粘れよ、というような心情ではないでしょうか。

それを分かっているからこそ、稲田防衛大臣も辞任だけはせず、ボコボコに殴られて、半分意識飛んでいるのに、リングに立っている、そんな感じです。

しかし、その理由のためだけに、粘っているとしたら、印象的にはあんまり良くはないような。

とにかく、週明けに開かれる、衆参両院の予算委員会で行われる集中審議。

ここで、野党は、怒涛のラッシュを稲田防衛大臣にぶつけてくるでしょう。

その先には、「安倍首相の任命責任」という、最大の目標を掲げています。

本来は、21日に公表される予定だった、特別防衛監察の結果発表。

しかし、稲田防衛大臣も調査の対象となったことで、結果の公表は先送りとなりました。

なので恐らく、「現在調査中」という答えで、延命措置を図るであろう、稲田陣営。

結果公表は、月末にも公表される見通しとなっていますので、この辺りが、最大の山場となりそうです。

どこまで、稲田防衛大臣は耐えられるのでしょうか。

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