学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、「決算文書」が書き換えられていたという問題を受けて、「与野党の対立」が激しさを増しています。
野党側は、副総理兼財務相の「麻生太郎さんの辞任」を求めています。
更に、「事の発端」となった、安倍晋三首相の妻である「昭恵さんの証人喚問」も要求。
現状、国会は「正常な機能」を果たせていません。
まだまだ「終着点」が見えないこの問題。
今後の行方にも注目したいです。
安倍晋三と麻生太郎は仲良し?
今の所、麻生さん本人は「辞任」する意向を、全く見せていません。ただ、このままというのも難しいでしょうね。
麻生さん的には、元々は、安倍さんの妻である「昭恵さん」が原因の問題だし、回り回って、その責任を取る形で「辞任」するというのは、「本意ではない」のかもしれません。
また、安倍さん側から見ると、このままでは、安倍政権自体が「崩壊」してしまうという危機感もあるでしょう。
その前に、麻生さんを「切る」のか。
この辺り、どのような「駆け引き」があるのか、非常に興味深いです。
そもそも、「安倍さんと麻生さんの関係」はどうなっているのでしょうか?
「安倍晋三と麻生太郎は仲良し?」
言うまでもなく、安倍政権の「要」的な存在である「麻生さん」。常々、「安倍政権」を、「ど真ん中で支えていきたい」と語っていました。
中々、元総理大臣が、ここまで「No.2」に徹するというのも、見たことがない気がします。
「総理大臣経験者」でもある麻生さんの、これまでの政治家活動を振り返ってみても、安倍さんとは「苦楽を共にしてきた仲間」です。
その「仲良しぶり」は、閣議での二人の様子を見ていても伝わってきますね。
安倍さんと麻生さんは、いつも「隣り合って座り」、何かあると、顔を近づけて「密談」。
安倍さんが「表のボス」なら、麻生さんは「裏ボス」というイメージです。
そう言えば、麻生さんの独特のファッションは、一部では「マフィア」のようだとも言われていましたね^^;
「麻生太郎のボルサリーノ画像」
「麻生太郎のボルサリーノ画像」
「麻生太郎のボルサリーノ画像」
やっぱり「麻生太郎」、絵になります^^;
また、東京大学、京都大学、早稲田や慶応といった「超一流大学のOB」が多い政治家の世界にあって、安倍さんは「成蹊大学」、麻生さんは「学習院大学」と、先に上げた大学より、学歴的には「格」が落ちます。
そんな2人は、共に弱冠の「学歴コンプレックス」を抱えていた者同士だという声もありました。
安倍さんと麻生さん。
今の政界を見渡しても、この「安倍・麻生コンビ」に匹敵するような「組み合わせ」というのは、あまり思い浮かびません。
安倍晋三と麻生太郎の関係は家系図だと親戚?不仲の兆候?
「安倍晋三と麻生太郎の関係は家系図だと親戚?」
そんな安倍さんと、麻生さんですが、それぞれの「ルーツ」を「家系図」で辿っていくと、「親戚同士」であることが分かります。一口に親戚と言っても、実際に2人は「どのくらいの距離の親戚」なのでしょうか?
それではまず、「2人の家系図」を見ていきます。
「安倍晋三と麻生太郎の関係を家系図で!」
この図を見ると、親戚とは言っても「結構遠いんじゃないか?」という気もします。
2人の関係は、安倍さんから見ると、祖父である「岸信介氏」の従兄弟での「吉田寛氏」の妻の「甥」が麻生さんということに。
つまり「自分の祖父の従兄弟の配偶者の甥」。
やっぱり「遠い」ですね…。
普通だったら中々「顔も思い浮かばない」くらいの距離感でしょう。
ただこれが、日本の「中枢」にいる、安倍さんと麻生さんとなると、また少し「様相」は変わってきます。
というのも、それぞれの祖先を見ていくと、「佐藤信寛(長州藩士)」、「大久保利通(薩摩藩士)」という名前が。
長州藩と薩摩藩は、ご存知の通り、「朝廷の権威」を旗印に、長年続いた「徳川幕府」の倒した時の「中心的な勢力」です。
江戸時代が終わり、「明治」になった時の内閣の組閣は、当然、倒幕を達成した「旧長州・薩摩藩士」のメンバーが中心になりました。
今から「約150年位前」の話になりますが、「長州藩の末裔」である安倍さん、「薩摩藩の末裔」である麻生さんが舵を取っている現代の「日本の政府」を見てみても、この頃の「血」が流れていることが分かりますね。
安倍さんは勿論、麻生さんも「総理大臣経験者」ですが、2人の親戚を見ていくと、「歴代総理大臣の名前」がいくつも見つかります。
そう考えると、只の遠縁とは思えない、「不思議な結びつき」を感じてしまいました。
「安倍晋三と麻生太郎の関係に不仲の兆候?」
そんな「先祖代々」からの繋がりがある、安倍さんと麻生さん。しかし、ここへ来て「気になること」が。
それは昨年の10月頃から、安倍さんと麻生さんの蜜月関係に「ヒビ」が入っていたという情報。
その出来事とは、「鳩山邦夫衆議院」が「急逝」したことにより行われた「福岡6区」の補選。
この時、麻生さんは、日本獣医師会会長の「蔵内勇夫さんの長男・謙さん」を推します。
一方、鳩山邦夫氏の次男である「二郎さん」も、父親の「弔い合戦」を掲げ立候補。
二郎さんをバックアップしたのは、「菅官房長官」で、自民党的に見たら、「分裂選挙」となります。
結果は、二郎氏が「圧勝」。
麻生さんは、この選挙で、自分の味方をしてくれなかった安倍さんに「不信感」を抱いたという噂が。
そして、更に今、問題になっている「森友学園」への国有地売却を巡る、「決算文書の書き換え騒動」によって、この盟友コンビは「バラバラ」となってしまうのか?
それとも最後まで「一蓮托生」し、運命を供にするのか?
今後にも注目したいです。
という訳で今回は「安倍晋三首相と麻生太郎財務相」について見てきました。
最後までご覧になって下さって、どうもありがとうございます!