TOKIOの「山口達也さん」が起こした前代未聞の「スキャンダル」。
10代の女性への「強制わいせつ」という、主に「女性をターゲット」にしているジャニーズ的には、あってはならない「事件」でした。
しかし、以前までのジャニーズ事務所だったら、今回の様な事は、「表沙汰になる前に解決していた」ような気もします。
これは明らかにジャニーズ事務所の「危機管理能力」や、「メディア統率力」が「低下」している証拠。
ここの所の「色々な動き」を見ていると、明らかに、ジャニーズ事務所が「弱体化」している印象を受けます。
ジャニーズ事務所崩壊の始まり?
「ジャニーズ事務所の崩壊の始まり?」として記憶に新しいのは、やはり国民的アイドル「SMAP」の「解散」でしょう。未だに、あの「SMAPの謝罪会見」は、「何に対してのもの」だったのかが分かりません。
ま、元はSMAPのマネージャーだった「飯島三智さん」と、事務所副社長「メリー喜多川さん」の「確執」が発端だったことは明らかなので、メリーさんを筆頭に、娘であり次期社長候補の「藤島ジュリー景子さん」ら、「ジャニーズ経営陣に対してのもの」だったのでしょうけど。
だったら尚更、「視聴者には関係のないこと」です。
あの会見で、「ジャニーズの異様さ」も、世間一般に広まってしまったような気がします。
また少なからず、「在籍しているタレントたち」も思う所はあったでしょうね。
特に「世代の近いグループの人達」は。
結局、稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんはジャニーズを去り、「新しい地図」として活動を開始。
表向き、社長である「ジャニー喜多川さん」は、「3人を応援する」というコメントを発表しましたが、今のジャニーさんに、「そんな権限があるのか」も疑わしいです。
現在は、圧力というよりも、「テレビ局側の忖度」もあり、地上波での活動は、ほぼ無くなってします。
SMAPが解散した後、活動しているグループでは最古参となった「TOKIO」。
TOKIOは、CD売上こそ芳しくないものの、「鉄腕ダッシュ」という「超人気冠番組」を持ち、それぞれのメンバーが色々な分野で活躍中。
ジャニーズに興味のない人でも、「メンバーの顔は知っている」くらいの知名度を誇り、男性女性問わず、「好感度も非常に高いグループ」。
しかし今回、「山口さんの事件」が発生。
いくら同じグループのメンバーとは言え、「46歳の大人の男」がしたことですし、「他のメンバーが責任を負う必要があるのか?」という気もしますが、結束力の強い彼らは、あくまでも「連帯責任」だと語っています。
先日開かれた、「4人での会見」を見ても、今後、解散はしないにせよ、芸能活動を送っていく上で、「重い十字架」を背負ってしまった、そんな感じは否めません。
彼らがまたテレビの中で「心から笑い会える日が来るのか」、それを見ている側はどう受け止めるのか。
ただ、これまで通りの「5人のTOKIO」というのは、もう無くなってしまいました。
SMAPにTOKIOという、「老若男女に人気のあったグループ」が共に倒れてしまったのは、ジャニーズ的に大変ダメージが大きいでしょう。
山口達也事件後に嵐が低迷したらメリーは?
となると、今や「国民的アイドル」に成長した「嵐」、そして高いバラエティスキルを持つ「関ジャニ∞」にかかる「比重」が、更に増していきます。しかし、年齢的には彼らも「30代半ばから後半」。
それぞれに「思う所」もあるのでしょう。
まずは「関ジャニ∞」。
メインボーカルを務めていた「渋谷すばるさん」の「グループ脱退」、「事務所退所」が「電撃発表」されます。
「36歳」の渋谷さんが、「今後の自分の人生を考えた上での決断」ということですが、関ジャニ∞にとって、この脱退は「かなり大きい」でしょう。
結成当初の脱退ならまだしも、グループとして「完成形」になってきた所での「離脱」ですからね。
これからどんな形になっていくのか、まだ「不透明な所」が多いです。
そうすると「嵐」への負担が更に「アップ」するのか?
正直、嵐にこれ以上のプレッシャーがかかるのは、「可愛そうな気」がします。
嵐のメンバーも、最近では「二宮和也さん」が元フリーアナウンサーの「伊藤綾子さん」と、「櫻井翔さん」は、テレビ朝日アナウンサーの「小川彩佳さん」との「結婚間近なんではないか?」、という報道もありました。
2人共、年齢的にはいつ結婚してもおかしくはありませんが、ここ最近のジャニーズの状態を見ていると、「かなり難しくなった」かもしれませんね。
嵐の結婚は、「ファン離れ」に直結しそうですし。
その下の世代というと、「Hey!Say!JUMP」、「Kis-My-Ft2」辺りが、そろそろ「全盛期を迎えてなくてはいけない」のですが、まだまだ大ブレイクとはなっていません。
というか、残念ながら、「今が全盛期」なのかも。
ジャニーズは今年に入り、「Sexy Zone」を「激推し」しています。
そして、期待のJrが集結したグループ「king&Prince」も「デビューが決定」。
この2組が「大化け」しないと、今後、「かなり厳しいもの」になりそう。
ジャニーズは「発掘」、「育成面」を社長のジャニーさんが、それ以外の「メディア対応など」を副社長のメリーさんが行ってきました。
しかし、メディアに対して「圧倒的な力を誇示」できていたのは、多くの「超人気グループ」を抱えていたからという側面もあります。
SMAP、TOKIO、V6、KinKi Kids辺りが、「同時期にゴールデンで人気冠番組」を持っていた時代ですね。
現在は、TOKIOの今後の活動がどうなるか分からなく、関ジャニ∞の番組も中々ヒットしていません。
「嵐が粘っている間に下が育つのか?」という状態だと思います。
ここで万が一、嵐のメンバーに何かが起こり、「失速」、「低迷」なんてことになったら、いよいよ「ジャニーズ帝国も危ない」、そんな気がします。
という訳で今回は、「ジャニーズ帝国の崩壊」について見てきました。
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