日大アメフト部の「悪質タックル問題」を受け、「内田正人前監督」が、一連の問題の「責任」を取る形で、日大の「常務理事」を5月30日付けで「辞任」したことが発表されました。
「やっとか」という声も聞こえてきそうですね^^;
それにしても本当に「ヒール」になってしまった内田前監督。
もうこれは「全てを失う」まで追い詰められてしまうのでしょうか?
そんな内田前監督ですが、常務理事を「辞任」しても、まだ残る「役職」はいくつか残っているみたいです。
一体内田前監督には、今後どの様な「肩書き」がつくのでしょうか?
内田正人の残りの役職や退院後の肩書は何?
それではまず、常務理事を「辞任」した内田前監督の、残る「役職」について、ドドーンと見ていきます。- 人事部長
- 保健体育審議会事務局長
- 日大事業部役員
もう少し詳しく、「1つずつ」調べていきましょう。
「人事部長とは?」
まずは「人事部長」について。これは「部」の監督や、コーチの「人選」において「決定権」を持っているということ。
つまり、自分が直接的に「選手への指導」にあたることはなくなっても、部に及ぼす「影響力」は残っているということなんですね。
ただこれに関しては、今回これだけの大きな「騒動」に発展してしまったため、今後の「アメフト部」の新陣営に関わる「人事権」を内田前監督が持つことに対しては、内外からの「反発」もあるでしょう。
そう考えると、「人事部長」という役職も「解かれる可能性」が高い気がします。
「保健体育審議会事務局長とは?」
次に「保健体育審議会事務局長」について。これは「スポーツ関連の予算を決める」権限を持っているということ。
「保健体育審議委員会」は、日大の運動部が所属している「団体」。
アメフト部を始め、その運動部の数は「34」を数えます。
日大では基本的に単体学部につき、「1つのキャンパス」を構成しています。
そのため部活動でも、全学統一的な運営は「困難」。
そこで大学運営と同様に、「独立した運営が行われている」ということ。
その内の「運動部」を1つにまとめ、本部で管理している団体がこの「保健体育審議委員会」になります。
「日大事業部役員とは?」
最後に「日大事業部役員」について。学校法人日本大学が「全額出資」している、同法人の関連会社「株式会社日本大学事業部」の「役員」に名前を連ねているということです。
2010年1月に設立された「日大事業部」。
設立以来、順調に業績を伸ばし、2017年には、売上高「約69億円6,000万円」という「急成長」を遂げている部署です。
この役員には、先日会見を開いた「大塚吉兵衛学長」の名前もあり、会見でその「報酬」について聞かれると、「100万円くらいじゃないかな」と、ポロっていました。
月額なのか、何なのかは分かりませんが、かなりの「大金」が何もしていなくても「報酬」として支払われていたことが分かります。
内田正人の今後!前監督はどうなる?
という訳で、常務理事を「辞任」しても、以上の役職が取り敢えずは残っている「内田前監督」。今回の事件の影響力を考えると、「運動部に関わる役職を続けることは難しい」のではないかと思います。
しかし、「日大から完全に去る」ということは無さそうですし、元々は、「田中英寿理事長」の次に力を持っていたという内田前監督。
表に名前は出てこない形で、「学校に残る」のでしょうね。
現在は、一連の騒動の影響から心身ともにダメージを受け、体調を崩し、御茶ノ水にある「日本大学病院」に「入院」しています。
関係者によると、内田前監督は「本当はかなりの小心者」であるという証言もありました。
権力を握り、「増長」していたのかもしれませんが、元々の性格というのは、そんな簡単には変わらないと思うので、実際に「苦しい日々を送っている」のは想像がつきます。
また、少し前までは、顔も知られていない「一般の人間」として生活を送っていました。
そんな内田前監督が、毎日のように「顔」をテレビで映され、今や「日本中から非難を受ける対象」となっています。
これは相当な「心身のストレス」になっていることでしょう。
内田前監督にも「家族」はいることですし、まずは体調が悪いならきちんと治し、「取れる責任は全て取って」出直しをしていかなければいけないんだろうなと思います。
という訳で今回は「内田正人前監督の役職について」見てきました。
最後までご覧になって下さって、どうもありがとうございます!