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野田さん出典:https://scontent-nrt1-1.cdninstagram.com

「RADWIMPS」の新曲「HINOMARU」の「歌詞」が「物議」を呼んでいるそうです。

何でもその歌詞の内容が「軍歌」のようだと。

この問題について、RADWIMPSのボーカル野田洋次郎さんが、自身のTwitterを更新し、日本語と英語でコメントを投稿しています。

野田さんの投稿によると、「HINOMARU」の歌詞について、「(軍歌のようだという批判に対しては)そういう意図は1ミリもない」と否定しています。

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RAD HINOMARU 歌詞はなぜ問題?

そもそも「軍歌」というものは、どういうものなのでしょうか?

「世界的」に見ても「有名な軍歌」としては、「ラ・マルセイエーズ」があります。

現在は「フランスの国歌」にもなっていますが、元々は「フランス革命」の時の「革命歌」で、マルセイユの連盟兵(義勇兵)が「隊歌」として歌っていたものが広まっていきました。

この様に、一部の「軍歌」が「国歌」としてそのまま、またはメロディーだけ使われている例はあります。

ただこれら「国歌」になっているもののほとんどの歌は「革命歌」で、「他の国との戦争時に歌われていたものではないこと」が多いということ。

では「軍歌」の定義は何か?

これは、主に「軍隊内で士気を高めるために作られた歌」。

その「内容」を見てみると、「歴史的な出来事」を扱ったものや、戦争によって亡くなった方たちへの「追悼の意」を目的とするものなど、様々です。

そういった事を踏まえて、「RADWIMPS」の「HINOMARU」について見ていきます。

まずこの曲「HINOMARU」は、「2018年ワールドカップ・ロシア大会」のフジテレビ系テーマ曲になっている「カタルシスト」に収録されている楽曲です。

ということは、野田さんは、「サッカー日本代表「、そして「代表を応援する人たち」の背中を押すような、それこそ「国民の士気を高める曲」を書きたいと思ったのでしょう。

確かにワールド・カップの戦いは、「武器を使わない国と国の戦争だ」という人もいます。

それだけ「世界中で愛されているスポーツの大会」。

でもあくまで「スポーツ」ですからね。

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RAD HINOMARU 歌詞はどこが軍歌で誰に謝罪?

「RADWIMPS / HINOMARU MV動画」

風にたなびくあの旗に 古よりはためく旗に
意味もなく懐かしくなり こみ上げるこの気持ちはなに

胸に手をあて見上げれば 高鳴る血潮、誇り高く
この身体に流れゆくは 気高きこの御国の御霊

さぁいざゆかん 日出づる国の 御名の下に

どれだけ強き風吹けど 遥か高き波がくれど
僕らの燃ゆる御霊は 挫けなどしない

胸に優しき母の声 背中に強き父の教え
受け継がれし歴史を手に 恐れるものがあるのだろうか

ひと時とて忘れやしない 帰るべきあなたのことを
たとえこの身が滅ぶとて 幾々千代に さぁ咲き誇れ

さぁいざゆかん 守るべきものが 今はある

どれだけ強き風吹けど 遥か高き波がくれど
僕らの沸ぎる決意は 揺らぎなどしない

どれだけ強き風吹けど 遥か高き波がくれど
僕らの燃ゆる御霊は 挫けなどしない

僕らの沸ぎる決意は 揺らぎなどしない

早速問題となっている、RADの「HINOMARU」の曲、そして歌詞を見てみました。

率直な感想として、曲調、歌詞に使われている「言葉」、「内容」から、野田さんの持つ「強い愛国心」を感じました。

そして、「軍歌のようだ」と捉えれば、確かにそう聞こえないこともないです。

現代では使わない言葉、聞き慣れない言葉がふんだんに使用されていますし。

野田さんは、この様に「謝罪」していますが。

「HINOMARUの歌詞に関して軍歌だという人がいました。そのような意図は書いていた時も書き終わった今も1ミリもありません」
「この曲は日本の歌です。この曲は大震災があっても、大津波がきても、台風が襲ってきても、どんなことがあろうと立ち上がって進み続ける日本人の歌です。みんなが一つになれるような歌が作りたかった」
「結果的にその曲で不快な想いをさせてしまった人がいたというのが何より悲しいです」
「色んな人の意見を聞いていてなるほど、そういう風に戦時中のことと結びつけて考えられる可能性があるかと腑に落ちる部分もありました。傷ついた人達、すみませんでした」

引用元:KAI-YOU

やはり野田さんにとって、この「HINOMARU」という曲は、これまで、特に「最近起こった数々の自然災害など」によって、「苦境に立たされてきた日本の人たち」を思って、「心を込めて作った曲」なんですね。

野田さんくらいの世代の人達にとっては、「戦時中」のこと、「軍歌」と言われても、正直ピンと来なくて、曲を作っている時は、本当に「純粋に日本を応援する曲」として作ったのでしょう。

これだけの「反応」があるということは、それだけRADWIMPSが、「幅広い世代から支持されている」ということと、野田さんは「英文」でも、謝罪していますので、「世界中にRADWIMPSの曲を聴いている人たちがいる証」でもあります。

個人的には、特に謝る必要性ってあるのかな~と言う気がしますが、野田さんの対応は「大人で素晴らしいな」と思いました。

先程も触れましたが、ワールド・カップは、それこそ「各国の歴史の背景」なども照らし合わせてみると、とっても「興味深い対戦」がたくさんあります。

そういった「国と国の威信をかけた戦い」の時に、この様に日本人なら魂が揺さぶられるような「応援歌」があることは良いことだし、「みんなの心も1つにまとまるんじゃないかな~」と思いました。

という訳で今回は「RADWIMPSのHINOMARUの歌詞」について見てきました。

最後までご覧になって下さって、どうもありがとうございます!

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