出典:https://marog01.com
現在開催中の「ワールドカップ・ロシア大会」で、グループリーグ突破を目指し「熱戦」を繰り広げている「日本代表チーム」。
その中で、「ゴールキーパー」を務める「川島永嗣選手」が精彩を欠いたプレーを続けていることが気になります。
初戦のコロンビア戦で、相手の「フリーキック」に反応しながら、ゴールラインを完全に割ってからセービング。
そして2戦目となったセネガル戦でも、まさかの「痛恨のミス」により、相手に「先制点」を献上しています。
これから先、ちょっとした「ミス」も許されない試合が続く中、ゴールマウスを守る男が、川島選手で良いのか、様々な「意見」が出てきているようです。
川島永嗣は下手くそ?ミスに交代論も?
共に初戦を「勝利」し、2戦目を迎えた「日本代表」と「セネガル代表」。結果は「2対2」の「ドロー」に終わりました。
最低限の「勝ち点1」を獲得することが出来たので、とにかく「負けなくてよかった」という声も多いですが、正直な所、「勝てた試合」だったようにも思えます。
先制され、勝ち越し点も奪われるなど、終始「相手を追いかける展開」になってしまった日本。
その「キッカケ」を作ってしまったのは、ゴールキーパーの川島選手の不用意なプレー。
今日の俺…
— 川島ジャパン (川島永嗣bot) (@oYOpP0jfyhNljeL) June 24, 2018
これがなければ!!!!!#セネガル#パンチング#ワールドカップロシア2018 #川島永嗣#拡散希望 pic.twitter.com/WYeKbMeQHO
日本中から「おいっ!!」と総ツッコミが入ったであろうシーンです。
試合後にこの場面を振り返った川島選手は、自身の「ミス」を素直に認め、この様なコメントを残しています。
「完全に自分のミスです。目の前が気になりすぎた。コロンビア戦もそうですけど、チーム一丸となって厳しい状況の中でも結果が出てチームメイトに感謝しています。試合の内容については自信も得られた。次は結果も大事なので切り替えたいです」
ゴールキーパのミスは、直接「失点」に繋がってしまうため、取り返しが付きません。
大変なポジションですね^^;
しかし一方で、あの「マイアミの奇跡」を演出した、川口能活選手の様に、その試合の「スーパーヒーロー」になれる可能性もあります。
セネガル戦の「先制点」の場面を振り返ってみると、多くの解説者たちはこの様に語っていました。
- 「そもそも普通にキャッチすれば問題なかった」
- 「パンチングで逃れたにしては、ルーズ過ぎた」
- 「まるで相手へのパスだった」
- 「せめて外側に弾いていたら」
いずれにせよ、大きな「判断ミス」でした。
川島永嗣はなぜスタメンに西野監督は?
川島選手のプレーが「精彩を欠いている」ということは、ワールドカップが始まる前からも言われていました。そのために、ゴールキーパーを「違う選手」にチェンジした方が良いのではないかという「交代論」も浮上。
サッカーでは、「勝っている時のゴールキーパーは替えない」というジンクスのようなものありますが、これだけ「ミス」が続いてしまうと、「交代論」を唱える人たちも増えそうです。
それにどうも最近の川島選手は、かなり「自信も喪失」してしまっているように見えます。
では、なぜ西野朗監督は、川島選手に「拘る」のでしょうか?
前監督のハリルホジッチさんの「解任」により、突然「バトン」が回ってきた西野監督。
5月31にに行われた、ワールドカップに出場する「最終メンバー」を決めるテストマッチだった、キリンチャレンジカップのガーナ戦で、「0対2」で敗戦を喫しています。
この時も「ゴールマウス」を守っていたのは、川島選手。
しかも「2失点」してしまった原因が、川島選手が「起因」しているとも言われていました。
- 1失点目は、フリーキックの時に、壁の位置の指示と自分のポジショニングを取り間違えた
- 2失点目は、川島選手が相手にPKを与えてしまった
その理由なんですが、やはり「経験値」を買ってのことだと思います。
現在の日本代表には、「東口順昭選手」と「中村航輔選手」という、2人のゴールキーパーがいますが、共に普段は「Jリーグ」で活躍している選手。
一方の川島選手は、長年「日本代表のゴールマウス」を守ってきた上に、早くから「海外」に渡り、現状では、「世界を良く知る日本で唯一のゴールキーパー」。
このあたりから来る「経験値」という点では、他のゴールキーパーの追随を許しません。
西野監督が限られた時間の中、今回のメンバー選考や、先発メンバーを選ぶ際に一番「重要視」したのは、「経験値」だと思います。
となると、どうしてもゴールキーパーは「川島選手一択」ということになってしまったのでしょう。
そして、そんな経験値なども関係ないと思わせるくらいに、「試してみたい」というゴールキーパーが「現状の日本には居ない」ということも、大きな問題になっているのかもしれません。
いずれにせよ、いつかは違う人が、日本代表のゴールマウスを守ることになります。
そういった意味でも、この最高の舞台で違うゴールキーパーに「経験」を積ませるということも必要なのではないでしょうか?
という訳で今回は「川島永嗣は下手くそ?ミスに交代論も?なぜスタメンに西野監督は?」について見てきました。
最後までご覧になって下さって、どうもありがとうございます!