あの「クリスティアーノ・ロナウド選手」が遂に「レアル・マドリード」を去ります。
新天地は、イタリアのセリエA「ユヴェントス」になることが決定!
昨シーズンのチャンピオンズリーグで「優勝」を果たした直後から、「移籍問題」が取り沙汰されていたロナウド選手。
ここ最近は、「ユヴェントス入り」という情報が多く流れていましたが、正直、本当に「イタリア」に行くとは思っていませんでした。
クリスティアーノロナウドとレアルの問題とは?
ロナウド選手が、セリエAの「ユヴェントス」に移籍することで合意。複数の報道によると、移籍金は「1億ユーロ(約135億円)」、年俸は「3,000万ユーロ(約39億円)」の「4年契約」で、基本合意に至ったということ。
イタリアというと、「カルチョの国」。
これは相当盛り上がるでしょうね~。
ちょっと残念なのが、今は、セリエAで活躍している「日本人選手」がいないこと。
ロナウド選手は、2009年にレアル・マドリードに「移籍」。
その後、「9年間」在籍すると、これまでにチャンピオンズリーグでの優勝「4回」、リーガ制覇「2回」、更に「バロンドール」も「4度」受賞。
通算「438試合」に出場し、「451ゴール」という、ちょっと信じられないような数字を残してきました。
そんなロナウド選手に対して、「古巣」となったレアル・マドリードは、この様なコメントを発表。
「今日、レアル・マドリーは世界最高の選手であり、クラブ史においてもフットボール史においても輝かしい時を過ごしたプレーヤーに感謝の意を表します。9年間で獲得したトロフィーや勝利だけでなく、クリスティアーノ・ロナウドは献身性、勤勉性、責任、そしてタレント、進化の象徴でありました。(中略)レアル・マドリーにとって、クリスティアーノ・ロナウドは偉大なシンボルであり続け、次世代の手本となるでしょう。レアル・マドリーは、いつでもあなたの家です」
引用元:レアル・マドリード公式HP
「いつでもあなたと家です」ということは、いつか戻ることもあるのか?
しかし、「4年契約」ですからね~。
ロナウド選手の今の「年齢」も考えると、ちょっと厳しいのかも。
そして気になることが、今回の移籍に至るまでの「経緯」。
というのも、2017-18シーズンの「最終戦」となった、チャンピオンズリーグの決勝戦で、見事「優勝」を果たした後のインタビュー。
ロナウド選手は、レアルからの「退団」を示唆していたのですが、この時に、クラブとの間に「問題」が生じているという報道も出ました。
そして、この問題のために、レアルからの新契約を断っていたとも。
相思相愛のように見えていた、ロナウド選手とレアル・マドリードの間に何があったのでしょうか?
クリスティアーノロナウドとレアルの確執や退団・移籍理由は?
以前、ロナウド選手が、クラブ(レアル・マドリード)に「不満」を持っているという報道が出たことがありました。確か、「2015-16シーズン」の頃だったと思うのですが、この時は、ロナウド選手と、クラブの会長が「不仲」であるという内容。
その「理由」として挙げられていたのは、ロナウド選手が信頼を寄せていた、「カルロ・アンチェロッティ元監督」が「解任」されたこと。
更には、その後新しく就任した「ラファエル・ベニテス元監督」が、自身よりも、同僚のウェールズ代表「ガレス・ベイル選手」を評価していたことなどが考えられます。
しかしこの時、ロナウド選手は一連の報道を「一蹴」。
「自分とレアルが衝突しているというのは作り話で、絶対に嘘である」
と、完全に「否定」。
また、レアルのことを、「世界最高のクラブ」だとも語り、「確執が無いこと」を強調していました。
では今回、ロナウド選手が「レアルを去る決心」を固めた理由は、一体何なのでしょうか?
先程触れた、レアルでの最後の試合となった、チャンピオンズリーグ決勝戦後のインタビューで、自身の「去就」に触れたロナウド選手のインタビューの中から、気になる部分を見ていきます。
ロナウド選手は、レアルとの間に「問題」があるのかと聞かれると、この様に答えていました。
「以前から存在していることだ。でも金の問題ではない。僕はチャンピオンズを5回、バロンドールを5回勝ち取った……。これまでもクラブの歴史に刻まれる存在だったが、今それがもっと深くなったわけだ。不快感はないし、クラブにもたらしていることには自覚がある。とにかく、チャンピオンたちであるチームメートたちとのこの唯一無二の瞬間を、失いたくはない」
更に、会長である「フロレンティーノ・ペレス氏」との関係についても問われると、「彼に伝えることはない」と返答。
続けて、来季もレアルに残るのかも聞かれると、「確証は何も与えられない。何も隠すことはないし、数日中に話をする…人生は栄光だけではないということだよ。フロレンティーノ? 話をするし、挨拶もする。ちゃんとしたプロフェッショナルとしてね。」と返しています。
これ、明らかに、やはり会長とは「良い関係が築けていなかった」様に見えますよね^^;
ちなみに今回のワールドカップでも大活躍していて、レアルではチームメイトでもある、クロアチア代表の「モドリッチ選手」は、ロナウド選手の移籍に関して、「彼がレアルを出るはずがない」と語っていました。
この辺りからも、決してチームメイトとの関係がギクシャクしていた訳ではないような気がします。
そして、やはりロナウド選手にとって大きかったと思うのは、フランスの英雄である、レアルの前監督「ジダン氏」の「電撃辞任」でしょうね。
選手としても「スーパースター」だったジダン氏は、ロナウド選手の良き「理解者」でもありましたから。
ここら辺の理由が重なり合って、今回の「レアル退団」という決意を、ロナウド選手は固めていったのではないかと思います。
という訳で今回は「クリスティアーノロナウドとレアルの問題や確執や退団移籍理由は?」について見てきました。
最後までご覧になって下さって、どうもありがとうございます!