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11日、FIFA(国際サッカー連盟)が、イングランド代表のデル・アリ選手、ラヒーム・スターリング選手、エリック・ダイアー選手の「3選手」が、ロシアワールドカップでは「無許可となる靴下」を履いていたとして、FA(イングランドサッカー協会)に対し、「5万ポンド(約740万円)」の「罰金」を命じました。この「無許可の靴下」って、気になりますね~。
靴下くらい、「お気に入りのもの」もあるだろうし、好きなものを履いたっていいじゃん、と思うのですが、プロの選手で、スポンサーもいますし、世界中からの視線が集まる「Wcup」なので、そういう訳にも行かないのでしょうか。
ロシアワールドカップで無許可の靴下のブランドは?
それではまず、気になる「無許可の靴下」について調べていきます。この靴下、名前は「TRUSOX(トゥルーソックス)」というもの。
「画像」もチェック!
こちらの靴下、よく見てみると、「踵(かかと)の部分」に、黒くて四角い「■■■」のような模様があります。
このマークこそ、「TRUSOX」の証。
「TRUSOX」
TRUSOXのホームページを調べてみると、「滑らない靴下」という謳い文句が書かれていて、「アスリートのパフォーマンスは、靴(シューズ)から靴下(ソックス)で変わる時代へ」とも。
あくまでも、「アスリートのパフォーマンスを向上させるための靴下」だということですね。
サッカー選手に限らず、アスリートは、良く験を担いだり、最高のプレーを見せるためには、「使う道具」にも拘ります。
なので、「自分のお気に入りのもの」があったら、どうしても「着用」したくなってしまう気持ちも分かりますね。
「滑らない靴下」ということですが、TRUSOXには表と裏の両面に「滑り止め」が付いています。
これにより、足と靴下、靴下と靴の間で生じる「ズレ」などの違和感を無くす効果もあるのだとか。
その結果、靴の中での「ロス」が無くなり、その選手の足が持つ、本来の「パワー」と「コントロール」が、いかんなく発揮されることが可能に。
これは思わず履きたくなります^^;
TRUSOXは、やはり「性能」も良いのでしょう。
あのウルグアイのエースストライカーである「ルイス・スアレス選手」も、発売当初からこの「TRUSOX」を愛用しているんだとか!
「スアレスのTRUSOX着用画像」
2010年に販売が開始された「TRUSOX」ですが、まずイギリスの「プレミアリーグ」で徐々に着用選手が増えていきました。
すると次第に、「ヨーロッパ全体」に広がっていき、現在では「各国のトップリーグ」で活躍する選手たちが、練習中や実際の試合中に着用している姿が目立つようになりました。
ちなみに、前回の2014年「ブラジル・ワールドカップ」の時には、「100名」を越す選手が、このTRUSOXを履いていたというデータもあるほどです。
ロシアワールドカップでTRUSOXが不正罰金の理由は?
しかし今回の「ロシア・ワールドカップ」では、「無許可の靴下」になってしまった「TRUSOX」。そのため、試合中にこの靴下を履いていた場合、その国のサッカー連盟は「罰金」を請求される対象となってしまいます。
TRUSOXが、「無許可の靴下」となり、使用すると「罰金」の対象になってしまった理由には、今大会のスポンサーになっている「NIKE」の影響がありました。
この「NIKEの靴下」こそが、「正式な許可を得た靴下」ということですね。
つまり、ロシア・ワールドカップでは、NIKE以外の「商業用ブランドの靴下」を履いた場合、FIFAが定める規定に引っかかります。
- 「メディアとマーケティング規制・FIFAの用具規定違反」
今回罰金となってしまった国の選手たちは、NIKEの靴下の上に、「足首のサポートソックス」として「TRUSOX」を重ね履きしていました。
この件に対して、FIFAは「何度も忠告した」というコメントも発表。
しかし、イングランドの選手たちが、準々決勝の「スェーデン戦」で試合前や、試合中に「TRUSOX」を着用していたため、「不正な商業ブランドを表示し続けた」とし、この様な「制裁」を加えたようです。
ま、「何よあの子たち!あれじゃ他のブランドの宣伝になっちゃうじゃないのよ!」と、NIKEがご立腹したということですね^^;
という訳で今回は「ロシアワールドカップで無許可の靴下のブランドや不正罰金の理由は?」について見てきました。
最後までご覧になって下さって、どうもありがとうございます!