出典:https://www.sukesuke-mile-kojiki.net
現在開催中の「ワールドカップ・ロシア大会」も、いよいよ佳境に入ってきました。残っている試合は、「3位決定戦」と「決勝戦」のみ。
既に「ワールドカップロス」になっている方も多そうですね^^;
今大会は特に「好試合」が多く、世界中のフットボールファンを「虜」にしたワールドカップだったと思います。
今回は、そんなワールドカップの「3位決定戦」について。
どうやら、「3位決定戦」の「開催意義」について疑問を唱える声も多いようです。
ワールドカップに3位決定戦はいらない?必要?
ワールドカップに「3位決定戦」はいらない!という議論が、サッカーの母国「イングランド」を中心に巻き起こっています。
今回の3位決定戦は「イングランドVSベルギー」ということで、「当事国」として、この様な発言に繋がったのかもしれません。
「3位決定戦が必要ない」とするのは、簡単に見ていくと、この様な理由から。
- 選手のモチベーション
- スケジュールから見る選手の疲労の蓄積など
確かに、選手たちは「頂点」を目指し戦っています。
グループリーグを突破し、決勝トーナメントに入ると、「負けたら終わり」の戦いを続け、ベスト4の「準決勝」まで勝ち残り、そこで負けてしまった「2チーム」が、「3位決定戦」に回ることに。
「負けたら終わり」の戦いをしてきた選手たちにとって、準決勝で負けた後に、もう一度モチベーションを上げていくのは、かなり「難しい作業」になるのは想像がつきます。
そしてワールドカップは、「約1ヶ月間」の戦い。
そのために、試合を詰め込んでいるので、スケジュールはかなり「タイト」に。
決勝トーナメントに入ってからは、「引き分け」はないので、「延長戦」、更に「PK戦」まで行ってきました。
これだけの激しい戦いを、「国を背負うプレッシャー」を受けながらしてきた選手たちが、「中2,3」という短い休養日を挟んで行う「3位決定戦」。
「怪我」の心配などもあり、「いらないんじゃないか?」という反応になっているようですね~。
ワールドカップに3位決定戦の意味は?過去には?
まず「3位決定戦」とは、主に「トーナメント方式」で戦う大会の「順位」を決定する際に行われてきた試合。ワールドカップの「過去」の歴史を振り返ってみると、ウルグアイで開催された「第一回大会」から、「3位」は決められてきました。
「3位決定戦」を行う意味についてですが、主催している「FIFA」からすれば、一試合でも多くゲームを行った方が「利益」には繋がります。
そして見ているファンにとっては、「一試合でも多く」、ワールドカップの試合が見られるというのは、単純に「嬉しいこと」。
今大会の3位決定戦、「イングランドVSベルギー」の一戦で考えると、普段、イギリスの「プレミアリーグ」の試合を見ている人にとっては、「夢のようなカード」になっています。
もちろん、これまでの「疲労」の具合や、「怪我の状況」などもありますが、両チームが「ベストメンバー」を揃えてくれば、まさに「プレミアリーグのオールスター戦」のような様相を呈してきます。
イングランドの選手たちは、登録23人「全員」がプレミアリーグ所属ですし、ベルギー代表も、23人中「11人」が、普段プレミアリーグのチームで戦っています。
ベルギーは、「ロメル・ルカク選手」、「エデン・アザール選手」、「ケビン・デ・ブライネ選手」、「マルアン・フェライニ選手」などが、それぞれの所属チームの「中心」として活躍中。
そんなベルギーと戦うイングランドは、現在、今大会の得点王ランキングでトップを走る「ハリー・ケイン選手」を中心とした、これからのプレミアリーグを背負っていくであろう「有望な若手選手」の集まり。
なんと「贅沢な対戦」でしょうか!
3位決定戦は、「選手がどこまでモチベーションを保って迎えることが出来るのか?」ということが、一番「重要」になって来るでしょう。
前回大会のブラジル代表なんかを見てみると、準決勝でドイツに「1対7」というまさかのスコアで「大敗」。
その後に行われた3位決定戦までに、その敗戦のショックを立て直す事ができず、オランダに力なく破れています。
「モチベーションが大事」ということなので、あまり周りが「3位決定戦は必要ない」と騒ぎ立てるのはどうかなと思います。
何より、やっている選手たちに対して「失礼」な気がします。
それに、いざ試合が始まれば、それぞれの「プライド」もあるでしょうし、決して手を抜くなんてことはないはず。
やっぱり「勝って大会を終えたい」という気持ちになっていると思いますからね~。
泣いても笑っても「後2試合」。
ファンとしては、ワールドカップを思いっきり楽しみたいと思います!
という訳で今回は「ワールドカップに3位決定戦の意味は?いらない?必要?過去には?」について見てきました。
最後までご覧になって下さって、どうもありがとうございます!