今月の8日に発売された週刊文春の「阿川佐和子のこの人に会いたい」という対談コーナーに「稲垣吾郎さん」が登場!
そこには、これまで語られることのなかった、稲垣さんの「本当の心の内」が!
読者の聞きたいことを、サラリと聞き出す技術、さすが阿川さんです。
その対談の中で、SMAPの「再結成」や、「再び5人で共演すること」についてなど、今まで、どのメンバーも直接触れてこなかった話題に、稲垣さんが「自分の言葉」で答えています。
稲垣吾郎が語る「SMAP解散・独立」の舞台裏とは?
惜しまれつつ、2016年の12月31日をもって解散した国民的アイドルグループ「SMAP」。メンバーたちが、きちんとした「解散理由」を語る機会は無く、ファンへ、「直接お別れの言葉」を告げた訳でもないので、どこか「モヤモヤ」したものが残っていました。
「裏切り行為」や、メンバー間の「不仲」を煽る「憶測の報道」だけが過熱し、最初の独立騒動から、解散、そして解散後も、SMAPは、いいように「オモチャ」にされてしまったな、そんな印象もあります。
そんな、決して誰もが望む「最後」とはならなかったSMAP。
今回の阿川さんとの対談で、稲垣さんが語った言葉を聞き、少し「ホッとすること」が出来ました。
SMAPが年内で解散するという発表がされたのは、2016年8月。
そして迎えた「SMAP最後の日」となった大晦日の夜には、中居正広さん、稲垣さん、草彅剛さん、香取慎吾さん、更には1996年にグループを脱退した森且行さんも参加し、5人で「決起集会」のような「忘年会」を開いています。
この頃は、中居さんを含めた、木村拓哉さん以外の4人のメンバーたちが「独立」するんだろうなと思っていました。
つまりSMAPは、木村拓哉さんとその他のメンバー、「1対4」の構図になっているということ。
しかし実際にジャニーズを「退所」したのは、稲垣さん、草彅さん、香取さんの3人。
最初から「ジャニーズ残留」を表明していた木村さんは当然ながら、中居さんの「残留」は意外でした。
これで今度は、「1対1対3」に分裂してしまったと見られるようになります。
この時の様子を稲垣さんは、こう振り返っています。
阿川さんから、「誰が辞めて誰が残るという選択を迫られたわけですが、それは五人の中でちゃんと納得というか…」と、かなり直球な質問を受けた稲垣さん。
この質問に対し稲垣さんは、「今語れる範囲内」で、きちんと自分の言葉で答えています。
振り返ってみれば、この様な質問に、「メンバーがしっかりと答えた」のは初めてではないでしょうか?
稲垣さんによると、SMAPは「解散」、そして3人の「事務所退所」となりましたが、決してメンバー同士で「喧嘩別れ」したのではないと強調。
「新しい地図」として活動する他の2人はもちろんのこと、ジャニーズに残留した2人とも、今でも心は通じ合っている、「SMAPの絆は保たれている」と語っています。
「事務所退所」か「残留」かという決断の時にも、彼らはしっかりと話し合った末に、各々がファンを大切にしていくためには、どっちを選択した方が良いのかということを一番に考え、「最後の決断」をしたそうです。
「もちろん5人それぞれの人生だし、考えもある。同じくらいみんなグループのことを大切に思ってたし、まずはファンの皆さんを大切にしたいというのは共通していました。その上で岐路に立たされたときにそれぞれが人生を選択しなきゃいけないわけで、その話し合いはできていました。(意思が)通じてないことはないです。愛してますし」
更に稲垣さんは、メンバー間での話し合いについて、「5人での話し合い」や、「4人での話し合い」、更に「1対1での話し合い」もあったと振り返っています。
その中でお互いに知らなかったことが、たくさん発見出来たとも。(例えばどこに住んでいるとか笑)
「喧嘩したわけでもないし、話し合いはできているんです。愛してる、はちょっとオーバーな言い方になったかもしれませんが、絆というか通じ合ってる心はある。最後の決断は、それぞれが責任を持ってファンを大切にしていくために決めたことなんですよ」
あれだけ色々なことを一方的に書かれていたSMAPのメンバーたちですが、当の本人たちはやっぱり「プロ」で「大人」で、どこか冷静に、そして「俯瞰的」に自分たちのことを見ていたことが今回の対談で分かった気がします。
稲垣吾郎が文春で5人の共演やSMAP再結成を阿川佐和子に語った?
ジャニーズを稲垣さんらが「退所」してから、「約1年」が経過しました。今の現状を見ると、やはり「地上波のテレビへの出演」は、中々出来ないようです。
これはやはり「局側の忖度」というものもあるのでしょう。
しかし、「AbemaTV」でのレギュラーを始めとして、「映画」や「舞台」、そして「CM」と、その仕事ぶりを見ていると、かなり「充実」しているように見えます。
SMAP時代から引き続き、「2020年東京パラリンピック」を盛り上げるための役割も任されていますしね。
本人たちは、ジャニーズを退所する際には、「0からのスタート」になるという覚悟を決めていたと言います。
でも、やはり長い間「エンターテイメントのど真ん中」に居た人たちですので、「一緒に仕事をしたい」と考える人たちが、自分たちの想像以上に多かったということでしょう。
きっと、「地上波のテレビ」で彼らの活躍が見られる日も、そう遠くない気がします。
そしてファンならずとも気になるのが、SMAPの「再結成」について。
このことに関しても阿川さんに尋ねられた稲垣さん。
「いつかは…という気持ちを持っているファンの方も多いでしょう。ただ、先のことは分かりませんし、今、出来ることをまずはやらなきゃいけない。変に皆さんに期待をさせるのは僕は好きじゃないし。あと大人の事情とか、芸能界のあれこれも、実はあんまりわかってないところがあって…。でも、またいずれ地上波で共演もできたりとか、いろんなことが実現できる日が早く来ればいいなと思っています。いまは出来ることを増やしていく時期なのかなと」
この稲垣さんの言葉を聞くと、その「いろいろなこと」について、ついつい想像してしまいます。
現実的に、SMAPが「再結成」するということは難しいでしょうけど、少なくともメンバー的には、いつか「5人」で同じステージに立ち歌を歌ったり、トークをしたり、ということを望んでいる。
また、「そんな日がいつか来るかもしれない」、それが分かっただけでも、非常に「ワクワク」して来ますね。
それにしても今回の対談を聞いて、SMAPというグループにおいて、稲垣さんが、パワーバランスを保つためには、「非常に大きな存在だったんだな~」と思いました。(失礼ながら解散するまでは気づきませんでした^^;)
という訳で今回は「稲垣吾郎が週刊文春で5人の共演やSMAP再結成を阿川佐和子に語った?」について見てきました。
最後までご覧になって下さって、どうもありがとうございます!