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物語の主人公となる「石ノ森章太郎」を演じるのは、ジャニーズ事務所のアイドルグループ・Sexy Zoneの「中島健人さん」。
そして石ノ森先生に多大な影響を与えた「漫画の神様」と言われる「手塚治虫先生」を演じるのが「バカリズムさん」となっています。
バカリズムさんの手塚先生は、何かとても合っている感じがして楽しみです。
ストーリー的には、石ノ森先生の人生を変え、彼の作品作りを支えた姉の「小野寺由恵さん」との「家族愛」も大きなテーマになっています。
石ノ森先生の姉「小野寺由恵さん」とは一体どんな女性だったのでしょうか？
石ノ森章太郎の姉で小野寺由恵とは？
石ノ森章太郎さんは、1938年1月25日に「宮城県登米郡石森町」で生まれた「漫画家」で、数多くの「特撮ヒーロー作品」の原作者です。1998年1月28日に「60歳」で、リンパ腫による「心不全」で亡くなっています。
漫画家としては「SF漫画」から「学習漫画」まで、非常に幅広い分野の作品を発表。
代表作としては「サイボーグ009」、「人造人間キカイダー」、特撮作品の「仮面ライダーシリーズ」の生みの親としても有名です。
そんな石ノ森先生の創作を影で支えていたのが、姉の「小野寺由恵さん」。
石ノ森先生には、由恵さんの他に、「弟2人」と「妹が1人」います。
由恵さんは、石ノ森先生よりも「3つ年上」で、元々体が弱く、幼少期から外出もままならない状態でした。
そんな由恵さんの為に、学校で起こった出来事や、自分が外で経験したことなどを「絵」に描いて見せていたことが、石ノ森先生の「漫画作りの原点」になっていると言われています。
石ノ森先生は、まだ「高校生」だった1954年。
「手塚治虫先生」の仲介もあり、漫画家として「デビュー」を果たします。
しかし、石ノ森先生の父親は「公務員」でとても厳しい方。
漫画家として生きていくことに「猛反対」しますが、姉の由恵さんが、両親の説得にあたり、熱心に石ノ森先生の「サポート役」に回ります。
石ノ森先生は高校を卒業すると、由恵さんと共に「上京」。
この上京は、由恵さんの病気の「治療」も兼ねていたようです。
石ノ森先生は、手塚先生など、数々の「有名漫画家」が住んでいた、あの「トキワ荘」に住むことに。
由恵さんは、この「トキワ荘」に住む漫画家仲間たちの「アイドル的存在」になっていました。
しかし由恵さんは、1958年の4月4日に突然亡くなってしまいます。
まだ「24歳」という若さでした。
石ノ森章太郎の姉の死因は医療ミス？小野寺由恵は24歳で喘息で？
1958年4月4日、まだ「24歳」とい若さで亡くなったという由恵さん。幼少期から体が弱く、病気がちだったという事ですが、長い間「喘息」に苦しんでいました。
一度発作が起こると、咳が止まらず苦しんでいたそうです。
そんな苦しむ由恵さんの手を握り、側で見守っている役が弟の「石ノ森先生」でした。
石ノ森先生は「苦しむ姉を見ているのが本当に嫌だった」と、当時を振り返っていたことがあります。
漫画家として生活をしていくために上京した石ノ森先生と一緒に東京へやって来た由恵さん。
自分の病気の「治療」も兼ねていたということですが、地元より空気の悪い東京へ行くという決断は、かなり「勇気」のいることだったでしょう。
由恵さんの死因は、今では考えられないことですが「医療ミス」と言ってもいい「モルヒネの打ち過ぎで心臓が持たなかったこと」だと言われています。
当時の石ノ森先生は、由恵さんの病状は、いつものことで「病院に入ればすぐに回復するだろう」と、比較的軽く考えていたそうで、すぐに病院を離れ「映画館」へ行っていました。
しかし突然病院から「由恵さんが亡くなった」という知らせが入ってきたと言います。
自身にとって「最大の理解者」である姉の由恵さんを失った石ノ森先生の「心の喪失」はとても大きなものでした。
きっと由恵さんがいなければ、石ノ森先生が漫画家として活躍することは無かったでしょう。
「両親の反対」を押し切って、東京にやってくることもなかったかもしれません。
それだけ石ノ森先生にとって由恵さんは「大事な方」でした。
また由恵さんにとっても、後に「日本漫画界の顔の1人」となる弟の存在がなければ、体に不安を抱えながら故郷を離れ「東京」へとやってくることもなかったでしょう。
もしかしたら「夢を追いかける弟の世話をする」という理由以外に、由恵さんの中でも「一度は東京で生活がしてみたい」という思いがどこかにあったのかもしれませんね。
由恵さんは、とっても「美人な方」としても有名でした。
同じトキワ荘に住んでいた「藤子A不二雄先生」が自伝漫画の中で、由恵さんについて「ジャガイモみたいな弟の石森氏とは似ていないアジア的な美人」と称しています。
ドラマの中では「木村文乃さん」が由恵さんを演じています。
また由恵さんは、実はトキワ荘に住む漫画家たちの中に「好意」を寄せていた人がいたそうです。
そのことについて、石ノ森先生に「私◯◯さんのことが好きなの。どう思う？」という相談をしたことがあるんだとか。
石ノ森先生はその時「なに言ってんだその体で。体を治してからにしろよ！」と突っぱねてしまい、その場で由恵さんは「泣き出してしまった」ということ。
由恵さんが誰に「恋心」を抱いていたのかも気になりますね。
その辺りも、今度のドラマでは描かれているのでしょうか？
非常に楽しみです。
という訳で今回は「石ノ森章太郎の姉の死因は医療ミス？小野寺由恵は24歳で喘息で？」について見てきました。
最後までご覧になって下さって、どうもありがとうございます！
