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トキワ荘引用:http://picbear.online

ジャニーズ事務所の人気アイドルグループ「Sexy Zone」のメンバー「中島健人さん」が、日本漫画界の王様とも呼ばれた「石ノ森章太郎先生」を演じる、今年の24時間テレビ内のスペシャルドラマ「ヒーローを作った男 石森章太郎物語」。

その内容は、両親の反対を押し切って上京した、若き日の石ノ森先生を影で支えた「姉」の「小野寺由恵さん」との「家族愛」。

そしてあの「トキワ荘」で出会った「仲間たち」との「かけがえのない時間」を描いている「感動作品」となっているようです。

今回はそんなドラマの舞台となっている「トキワ荘」について改めて調べていきたいと思います!

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トキワ荘の場所の地図で現在跡地はお休み処に?メンバーは?

「トキワ荘とは?メンバーは?」

まずは「トキワ荘」の「歴史」について簡単に振り返っていきます。

トキワ荘は、1952年12月6日「東京都豊島区南長崎三丁目」に建てられた「木造アパート」。

完成当時の住所表記は「東京都豊島区椎名町5丁目2253番」となっていました。

1982年の11月29日には「老朽化」によって「解体」されています。

賃貸された部屋のうちの「2階部分」は「10室」用意されていて、全ての部屋の作りは「四畳半」。

その他に「共同の調理場」や「トイレ」が存在。

この「木造アパート」で、あの「手塚治虫先生」を始めとした、日本漫画界の「レジェンドたち」が共に生活を送っていました。

1953年初頭に「手塚先生」がトキワ荘の住人となると、その後、最も多い時期で「7,8人」の漫画家たちが居住しています。

更に、トキワ荘で暮らしている方々の仲間の漫画家たちも多く出入りしていたため「マンガ荘」という呼び名で呼ばれていたこともあったそうです。

では「トキワ荘」で実際に生活していた漫画家たち、いわゆる「トキワ荘のメンバー」を見ていきましょう!
  • 手塚治虫(1953年初頭~1954年10月)
  • 寺田ヒロオ(1953年12月31日~1957年6月20日)
  • 藤子・F・不二雄(1954年10月30日~1961年10月)
  • 藤子不二雄A(1954年10月30日~1961年10月)
  • 鈴木伸一(1955年9月2日~1956年6月1日)
  • 森安なおや(1956年2月~1956年末)
  • 石ノ森章太郎(1956年5月4日~1961年末)
  • 赤塚不二夫(1956年5月4日~1961年10月)
  • よこととくお(1958年~1961年)
  • 水野英子(1958年3月~1958年10月)
  • 山内ジョージ(1960年9月~1962年3月)
  • 向さすけ(1981年~1982年)
本当に凄いメンツですね^^;

そして単純に、これだけ「同じ夢」を持っている人たちが、一つの場所に集まり、生活を送るということを考えただけで、とっても楽しそうです。

トキワ荘の場所の地図で現在跡地はお休み処に?

では「トキワ荘」の場所を「地図」で確認していきましょう!

トキワ荘があった場所の現在の住所は「東京都豊島区南長崎3丁目16-6」。



こちらが以前「トキワ荘」があった場所の現在の「周辺地図」になります。

建物の「老朽化」のため「昭和57年」に取り壊された「トキワ荘」。

今は「日本加除出版株式会社」の社屋が建てられています。

トキワ荘の痕跡は残されていないのですが、平成24年「マンガの聖地」を訪れるたくさんのファンの方たちのために「ここがトキワ荘の跡地だよ」ということを記した「モニュメント」が「日本加除出版株式会社」の敷地内に設置されています。

また周辺にある「南長崎花崎公園」には、平成21年に、トキワ荘を地域の文化資源として「継承・発信」させていくシンボルとして建てられた「記念碑」も。

この記念碑の「台座」には、トキワ荘に入居していた漫画家たちによる「直筆の似顔絵」と「サイン」が刻まれ、その上部には「トキワ荘のブロンズ模型」も乗っています。



次にこの地図が「トキワ荘通り お休み処」。

こちらは「トキワ荘のあった町」の「魅力」を「発信」していくことを目的に建てられています。

「トキワ荘のあった町」を訪れる方々に向けて「トキワ荘の漫画家作品の閲覧」や「トキワ荘の部屋の再現」など、キーワードに「見る」「聞く」「体験する」を掲げ、町の魅力の散策拠点となる「おもてなし処」を目指しているということ。

この町には「トキワ荘」という建物自体は無くなってしまいましたが、今現在もその「名残」があちらこちらに存在しているんですね!

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トキワ荘が寄付金で復元計画?

現在「記念碑」のある「南長崎花咲公園」に、2020年「東京オリンピック」に間に合わせる形で「トキワ荘の外観を復元した建物」が建設されることが決まっています。

その内部には「関係資料」や「漫画・アニメのミュージアム」となる予定。

完成したら「新たな観光名所」となりそうですね!

こちらのオープン予定は「2020年3月」。

どんな内容のものが展示されるのか、といった細かい部分に関してはまだ決まっていません。

詳細に関しては、完成までに、今後「随時発表」があるようです!

ミュージアムの大きさについてですが、豊島区のホームページを見て調べてみると「トキワ荘の原寸大の大きさ」になるということ。

実際に住むことは出来ませんが、まんま「トキワ荘」が建つことになるんですね!

また、ホームページには「平成30年2月17日」から「寄付金募集のキャンペーン」をスタートさせたとあります。

こちらに寄付金を送ると「自分の名前を公表することに同意した方のみ」、豊島区のホームページ上で「名前等」の公表がされます。

更に「3万円以上」の寄付金を送った方に対しては、ミュージアムの中、あるいは豊島区南長崎花咲公園に設置する予定の「寄付者銘板」への「名前等の記載」がされるということ。

こちらへの「寄付金」ですが、募集から約1ヶ月半の時点で「300万円」を越す金額が集まったんだとか!

それだけ「町のシンボル」として「トキワ荘の復元」を期待している方たちが多くいるということでしょうね。

という訳で今回は「トキワ荘の場所の地図で現在跡地はお休み処に?寄付金で復元計画?」について見てきました。

最後までご覧になって下さって、どうもありがとうございます!

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