数多くのドラマや映画で「名脇役」として活躍した女優の「菅井きんさん」が「心不全」のため、今月の10日に「都内の自宅」で亡くなっていたことが分かりました。
菅井さんは「92歳」。
既に「葬儀・告別式」は「近親者のみ」で行われています。
今後、改めて菅井さんの「お別れ会」や「偲ぶ会」などが行われる予定はないそうです。
菅井さん、もう「92歳」になっていたんですね。
個人的には、豪快に喫煙していた姿が印象的でした。
菅井きんに息子はいない?子供は娘が1人?
菅井さんは「高齢」のためもあり、近年は大分現場からは離れていました。所属事務所によると、2010年、菅井さんは「84歳」の時に自宅で転倒。
「大腿骨」を「骨折」するという怪我を負い、その後は、1人で家にいるのは危険だということで「特別老人ホーム」に入所。
怪我の完治後は、特に何か「持病」を抱えることもなく、食欲も旺盛で、大好きだった煙草も相変わらず嗜んでいたそうです。
今月の10日に突然亡くなった菅井さんですが、その前日の9日までは、普通に生活を送っていました。
亡くなった当日、急に体調が悪くなったんですね。
最期は「家族」に看取られたという菅井さん。
今年の夏は異常なほどの気温で、猛暑というより「酷暑」が続いていますが、その辺りもご年配の方の体にはキツかったのかもしれません。
菅井さんの葬儀・告別式の「喪主」は「女婿」の「三上登(みかみのぼる)さん」が務めたそうです。
ここで「あれ?」と思い、菅井さんには「息子がいなかったっけ?」と、菅井さんの「子供」について調べてみたのですが「娘が1人」なんですね。
菅井さんの娘さんは特に芸能活動などはしておらず「一般の方」ということで、名前の公表もなく、顔画像なども見つかりませんでした。
ただ、喪主を務めた娘さんの夫が「三上登さん」という方なので、現在の名字は「三上さん」になっているのでしょう。
菅井きんの夫は映画プロデューサー?
次に菅井さんの「旦那さん」についてです。菅井さんの「夫」は「映画プロデューサー」をしていた「佐藤正之さん」という方。
佐藤さんは、映画「砂の器」や「八甲田山」などの制作に携わった「元俳優座映画放送のプロデューサー」なんですが「1996年」に亡くなっています。
夫を亡くしてからの菅井さんは「娘夫婦」と共に一緒に暮らしていました。
更に菅井さんと佐藤さん夫婦について調べていくと、娘の誕生の前には「流産」も経験していたそうです。
流産後に生まれた「一人娘」ということで、目一杯の「愛情」をかけて育てられたのでしょうね。
菅井さんが夫を亡くした後にすぐ「同居」していることを見ても、親子関係は「良好」だったのでしょう。
ちなみに菅井さんには既に「孫」だけではなく「ひ孫」もいたそうです。
きっと優しくて「粋なおばあちゃん」だったのでしょう。
女優としての菅井さんを振り返ってみると「80歳」を過ぎても精力的に仕事をこなしていましたね。
中でも2008年には、映画「ぼくのおばあちゃん」で「初映画主演」を務めています。
この時菅井さんは「82歳」で、ギネスに「世界最高齢映画主演女優」として申請されました。
女優活動から一線を引いたのは、2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」や、映画「瞬 またたき」への出演の後。
この辺りが、事実上の「女優引退」となったようです。
その後、表舞台から姿を消した菅井さんに対し、一部報道で「重度の認知症」を患っていると言われたことがありました。
しかし菅井さんはこの件に対して、2014年10月2日に放送されたフジテレビ系の情報番組「ノンストップ」に出演し「完全否定」。
この時のテレビ出演で、菅井さんは「4年ぶり」に公の場で姿を見せています。
今頃は一足先に「天国」へ旅立った夫の佐藤さんとやっと会えているかもしれませんね。
ということで今回は「菅井きんに息子はいない?子供は娘が1人で夫は映画プロデューサー?」について見てきました。
最後に、菅井きんさんのご冥福を心よりお祈りいたします。