自身のInstagram上で「ガン」を患い「闘病中」であることを明かした「総合格闘家」の「山本KID徳郁さん」。
尚、KIDさんは、現在の「詳しい病状」についてなどには触れていません。
ミュンヘン・オリンピックに出場した「山本郁栄さん」を「父親」に持ち、実の「姉」である「山本美憂さん」や「妹」の「山本聖子さん」は、レスリングの世界王者という「格闘DNA一家」に生まれたKIDさん。
自身も学生時代にはレスリングで輝かしい「実績」を残した後「総合格闘技」に転向。
「修斗」で、2001年にプロデビューを飾ると「神の子」と称され「K-1」や「HERO’S DREAM」のリングなどで活躍して来ました。
「実力」はもちろん、その派手な「見た目」と「言動」で「カリスマ的な人気」を誇った「総合格闘家」ですね。
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山本KID徳郁のガンはタトゥーが影響で原因?
タトゥーのインクには発がん性成分がある。山本キッドもガンということは何らかの関係がなくはないはず。子供ができて直ぐにガンのリスクが高いことをする人はどうかと思う。困るのは残された子供を始めとした家族なんだよね。
— としおさん (@toshio78) August 26, 2018
山本KIDは肝臓ガンか?タトゥー入れると肝臓ガンになるリスクが増えるらしい。頑張って闘って下さい
— IKEDA (@djnori0319) August 26, 2018
タトゥーをするのは大人なら個人の自由ではあるけど、感染症・肝炎・ガンのリスクもあるし、検査の邪魔になったり、誤診を招いたり、そもそも彫ったことを後悔したり、勧められるようなことは何もないので、あくまで愚行権みたいなもんだよね。それを私たちは進んでるみたいな顔すればまあ反発は招く。
— rionaoki (@rionaoki) August 25, 2018
KIDさんが「ガン」であることを「公表」したというニュースが流れた後、Twitter上では、彼が体中に入れている「タトゥー」と「ガン」との「関係性」を疑うツイートが、数多く投稿されていました。
実際にタトゥーが「健康被害」を起こす可能性はあるのでしょうか?
タトゥーに関しては「海外サッカー」などを見ていると、今や「入っていない選手のほうが少ないのではないか?」と思うほど、欧米では「ファッションの一部」として定着している感があります。
最近では、日本でも若者を中心に「気軽」にタトゥーを入れる人たちも増えてきました。
「タトゥーは医療行為になる?」
日本でも、タトゥーが入っている人を見かけることが、珍しいことでは無くなってきた昨今。「医師免許」を持っていない人が「タトゥー施術」を行うことは「医師法違反」になるのではないかという議論も起こっています。
実際、過去には「タトゥーの彫師」が逮捕されたケースというのもありましたね。
このことからも、やはり「タトゥー」を入れると、体に対して何らかの「影響」を及ぼす可能性があるということでしょう。
ちなみに「厚生労働省」の見解は「針を使ってインクや墨などの色素を皮膚に入れるタトゥーの施術は、医師だけが行える業である。」というもの。
厚生労働省が、この様なコメントを残した背景には、タトゥー施術によって、実際に「何らかの健康被害」が起きていて、それらは決して「偶然では片付けられない」という理由からでしょう。
「タトゥーによる体への悪影響とは?」
では実際に、タトゥーを入れることにより「懸念」される「影響」について見ていきます。まずは「傷口からの感染」。
タトゥーは「針」を使い「皮膚」に傷をつけます。
そのため、施術する環境や、施術者の手技、また道具などが「不衛生」だった場合「傷口からの感染」を疑わなくてはいけません。
次に、人によっては「アレルギー反応」が出る可能性もある。
自分の皮膚の中に入ってくる「インク」や「墨」などの「色素」は、体にとっては「異物」となります。
そのため「インクor墨」に対して「アレルギー反応」を引き起こしてしまう可能性もあるんですね。
一度「アレルギー反応」が起こってしまうと、体が「異物」と判断した「アレルゲン」を取り除く必要性が出てきます。
この「アレルゲン」を完全に取り除かない限り「アレルギー症状」が出続けたり「悪化」していく可能性も。
また、アレルギー症状は「施術直後」に起こるとは限らず「遅れて症状が出てくるケース」もあるようなので、長い目での「注意」が必要になってきます。
そして「安全な医療行為が受けられなくなる可能性」についても考えていかなければいけません。
タトゥーを入れた後に「MRI」などの検査を受けた人が、インクを入れた部分に沿って「火傷」を負ってしまったという事が、過去にありました。
この事例からも、タトゥーを入れたことで「安全な医療行為が受けられなくなる可能性がある」ということが分かります。
そして「インク」に使われている「化学成分」にさらされ続けることへの影響に関しても、現時点で「完璧に安全」だといえる「医学的な根拠」はないということ。
ちなみに、KIDさんの「ガン」を患った直接的な原因が「タトゥー」であるという根拠はありませんが、やはりタトゥーは「気軽に入れていいものではない」ということが分かります。
山本KID徳郁のガンと入れ墨との関係性やリスクは?
KIDさんは、自身の体の「どの部分」がガンに侵されているのかも公表していません。ここからは「タトゥー」を入れることによって考えられる「健康上のリスク」について、もう少し見ていきます。
「タトゥー」に関しては、将来的に、自分の「子供」にまで「影響」を及ぼしてしまう可能性についても指摘されています。
それは、施術の際「不衛生な針(使い回しの針など)」を使用した場合による「C型肝炎ウィルス」への感染問題。
「C型肝炎ウィルス」は、感染後は「無症状」で経過するケースが多く、しばらく時間が経過してから「肝硬変」や「肝臓がん」といった「重病」を引き起こす可能性が、とても高い病気です。
また「日本成人病予防協会」によると「肝臓がん」の原因の「約80%」が「C型肝炎ウィルス」だとも。
「C型肝炎」は「C型肝炎ウィルス」に感染した人の血液が「体内に入ること」で感染します。
なので「C型肝炎ウィルスが付着した針」を使い、タトゥーや入れ墨の施術を受けてしまった場合「感染」する可能性が出てくるんですね。
更に「女性」の場合は、自分が感染していると知らずに「妊娠」した場合、母親の「血液」をもらって成長する「お腹の中の赤ちゃん」にまで「C型肝炎ウィルス」を感染させてしまうことも考えられます。
日本よりも「タトゥー」が身近なものになっている「欧米」では、タトゥー施術に関しての「安全性」を確保するために「厳しい規制」を設けている国も。
具体的には「衛生面」や「技術面」に関してのきちんとした「訓練」や、施術に関しての「ガイドラインの作成」などの対策を講じています。
しかし日本では、これらの「安全面」に対しての対策が十分に行われているかというと、まだ完璧には「追いついていない」というのが現状のようです。
この辺りは「施術面」に関してだけではなく、タトゥーが入っていない人たちが、タトゥーを入れている人たちを「どう受け入れていくか」という議論が盛んに行われている世論を見ていてもよく分かります。
という訳で今回は「山本KID徳郁のガンはタトゥーが影響で原因?入れ墨との関係性は?」について見てきました。
最後までご覧になって下さって、どうもありがとうございます!