引用：https://pierce40.ecuvo.com
その中でも特に目立ったのが「金足農業高等学校」の「吉田輝星投手」。
最速「150km/h」の直球に、センス抜群の「フィールディング」と「マウンド度胸」、更には「イケメン」で、女子のハートもガッチリ掴んでいます。
これだけ「スター性」のある選手ですから、出来れば一日でも早く「プロの世界」で活躍する姿が見たいです。
しかし吉田投手は、まだ「プロ入り」を表明してはいません。
この夏の甲子園での活躍で、一躍「全国区」の知名度を手に入れた吉田投手ですが、元々は、高校を卒業後、「戸学院大学」に「進学」するつもりだったと言います。
もし、吉田投手が「大学進学」ではなく「プロ入り」を決意した場合は「プロ志望届」を提出しなければいけません。
今回はその「プロ志望届」について色々と調べていきたいと思います！
プロ志望届とは？期限はいつ？
「プロ志望届とは？」
まず「プロ志望届」とは何かということについて。「プロ志望届」は、日本の学生が「プロスポーツ」を志す場合、所属する「連盟」に提出する「提出書類」のこと。
現在では「野球」や「バスケットボール」そして「ボクシング」で制度化されています。
今回は「野球」においての「プロ志望届」について調べていきましょう。
野球のプロ志望届の「正式名称」は「プロ野球志望届」。
対象者は「プロ野球団」への入団を目指す「高校3年生（在籍者）」「大学4年生（在籍者）」となります。
それぞれ、高校生の場合は「日本高等学校野球連盟」に、大学生は「全日本大学野球連盟」傘下の所属する「大学野球連盟」に提出。
また「プロ野球団」とは「NPB（日本野球機構）」の他に、日本国内の「独立リーグ（四国アイランドリーグplus，ベースボール・チャレンジ・リーグなど）」も含みます。
「プロ志望届の期限はいつ？」
「プロ野球志望届（プロ志望届）」は、全国高等学校野球選手権大会の「閉幕後」に受付が開始されます。そして期限となる「締切」は「プロ野球ドラフト会議」の「開催2週間前」。
つまり、2018年の場合だと「10月25日」に「ドラフト会議」が行われる予定となっていますので「10月11日」、ここまでが「プロ志望届」を提出する期限となるんですね。
なお「プロ志望届」を提出しなかった場合は「大学への進学（高校生の場合）」、もしくは「一般企業就職希望者」とみなされ、プロ野球のドラフト会議で「指名」を受けることは出来ません。
例外として、日本国内における「独立リーグ」の「トライアウト」を受験することが目的だった時は、NPBの締切以降の提出も認められています。
ちなみに「プロ志望届」を提出した選手は、提出後も学校に「退部届」を出さない限り「野球部在籍者」という扱いに。
また、卒業までの間に「未成年喫煙」や「飲酒」などといった「規律違反」があった場合は「処分」の対象者となります。
プロ志望届とは？高校・大学生や社会人誰でも提出者に？
ではなぜ「社会人」の選手は「プロ志望届」を提出する必要性がないのでしょうか？それは簡単に言うと、もう既に「社会人」だから。
つまり「社会人野球」で選手として活躍している人が、プロ野球を目指す場合は「転職」という扱いになるんですね。
これが「学生（高校生or大学生）」となると、プロ野球の世界に入ることは「就職」になります。
少し考えてみると、社会人の選手は、それぞれ「企業」で働いている「社員」でもあります。
その社員たちに、声高々に「転職希望！」と言われても、雇っている側からしたら、良い気はしないでしょう^^;
選手の立場になって考えても「プロ志望届」を出した後で、指名にかからなかった場合。
その会社の中で、結構気まずい感じで、その「チーム（会社）」に残らなくてはいけないという側面も出てきます。
もう既に「給料」を貰っている立場である「社会人野球」の「選手」たちには「必要のない制度」ということになりますね。
最後に「プロ志望届」は「誰でも出すことが出来るのか？」という点について。
これは先程の振り返りになりますが「プロ志望届」は、高校生ならば「日本高等学校野球連盟」に、大学生は「全日本大学野球連盟（大学野球連盟）」に提出します。
つまりいずれも「連盟に属する野球部に入っていること」が前提に。
なので例えば「軟式野球部」に入っている選手は「プロ志望届」を提出する義務はありません。
また、極論を言ってしまえば「他の部活動」に入っている人や「何もやっていない人」も「プロ志望届」は必要ないということになりますね。（というか提出先がありません^^;）
ただ、そういった人たちが、プロ野球の球団からドラフト会議で「指名されるか？」という話になってきます。
まとめていくと「プロ志望届」とは、必ず必要なものという訳ではなく「（自分が）どこの連盟に所属しているのか？」ということによって変わってくるものとなります。
という訳で今回は「プロ志望届とは？期限はいつ？高校・大学生や社会人誰でも提出者に？」について見てきました。
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