野球の「U-18アジア選手権大会」で、注目の「日本VS韓国」の一戦が行われました。
正直、ここまでの試合を振り返ると、対戦国との差がありすぎて、どうにも盛り上がりに欠ける印象。
しかし、やはり実力の拮抗している「日韓戦」は面白かったです!
この試合で「日本」の「先発マウンド」を任されたのは、甲子園で「大フィーバー」を巻き起こした「金足農業高校」のエース「吉田輝星投手」。
吉田投手はどんなピッチングを繰り広げたのでしょうか?
U-18アジア選手権の「日本対韓国」の結果は?
「U-18アジア選手権」に参加している国を見てみると「日本」に「韓国」そして「台湾(チャイニーズ・タイペイ)」の「3チーム」の実力が、頭一つも二つも抜けている印象です。そんな中迎えた「日韓戦」。
先に「結果」を伝えておきますと「3-1」で韓国代表の勝利に終わっています。
日本の先発マウンドに上った「吉田投手」は初回「フォアボール」や「味方のエラー」でランナーを「2人」背負うと、韓国代表の「4番打者」に痛恨の一発を浴びてしまいます。
韓国代表にいきなり「3点」を先制され、日本が追いかける苦しい展開に。
その後は、立ち直った吉田投手を始め、見事な「継投」で韓国打線を抑え込んだ日本。
しかし「打線」が奮いません。
というか、韓国代表の「投手陣」が素晴らしすぎました^^;
結局、日本打線は、再三の「チャンス」は作るものの、相手投手の「牽制悪送球」の間に挙げた「1点」だけに抑え込まれます。
やはり「良い投手」が出てくると、それを打ち崩すのは難しいんですね。
「韓国投手陣」の印象ですが、まずは「左右」共にバランス良く揃っています。
そして「球が速い!」^^;
しかも「重そう」…。
全体的に、日本の選手たちと比べると、韓国代表の選手達の体は「大きい」と思ったのですが、特に投手陣は、かなり「パワフル」でした。
この大会で勝ち進めば、また韓国代表と戦う可能性もあります。
もし、韓国代表との「再戦」があるとしたら、今度はこの「強力投手陣」を打ち崩さなければ「アジア王者」は見えてきません。
U-18韓国代表の投手が凄い?注目ピッチャーはメジャー大谷翔平級?
U-18「日本代表」の前に立ちはだかった「強力韓国投手陣」。同じ世代の彼らは、これから先も、何度も「国際試合」の舞台で戦うことになるでしょう。
そこで「U-18韓国代表」の「投手陣」の中で「注目の選手」をピックアップしていきます!
韓国では既に、プロに入るためのドラフトで「1位指名のみ」行われています。
その他の指名に関しては、この「U-18アジア選手権」が終了してから行われるということ。
この韓国のドラフトで「1位指名」を受けた選手は全部で「10人」。
そのうち「9人」が高校生で、残りの「1人」が大学生。
更に、指名を受けた「9人」の高校生のうち「7人」が「投手」だということです。
今回の「U-18アジア選手権」に韓国代表の投手として選ばれているのは、この「7人」のうち「3人」。
その「3人」が揃って「日本戦」のマウンドには上がっています。
「U-18韓国代表の投手キム・ギフン」
日本との一戦で、韓国の先発マウンドを任されたのが「キム・ギフン投手」。キム・ギフン投手は「KIA」から「1位指名」を受けた「韓国高校球界最高の左腕投手」。
昨年行われた「U-18」の大会でも「韓国代表」に選ばれています。
その特徴は、韓国の伝統とも言える「左のサイドスロー」から繰り出す「150km/h近い」速球。
日本の高校の試合では、まずお目にかかれないタイプですね。
この投手を「初見」で打ち崩すのは「相当難しそうだな」と思いました。
特に今回の日本代表チームの打線を見てみると「左打者」がかなり多いですからね。
「U-18韓国代表の投手ウォン・ティン」
次に日本戦で「2番手」としてマウンドに上がった右腕「ウォン・ティン投手」ウォン・ティン投手は「サムスン」から「1位指名」を受けています。
彼の特徴は、最速「151km/h」を記録した速球に、「130Km/h後半」の高速スライダー。
いわゆる「右の本格派」というタイプですね。
更に、ウォン・ティン投手は「打者」としても、物凄い「実力」を持っていて、韓国では近隣の学校による「週末リーグ戦」が行われているのですが、同リーグで「.429」という「高打率」を記録しています。
「打者」としても非常に評価が高い「ウォン・ティン投手」。
韓国内では、将来、日本の「大谷翔平」のような選手になるんではないか、とも言われているようです。
「U-18韓国代表の投手ソ・ジュンウォン」
日本との一戦で「3番手」としてマウンドに上がり、そのまま試合を締めくくった「ソ・ジュンウォン投手」。最初に見た時「本当に高校生か?」と思いました^^;
それだけ既に体が出来上がっています。
その見た目通りに、いかにも重そうな「直球」を「右のサイドスロー」から放ってくる「ソ・ジュンウォン投手」。
球速も「150km/h」を越えてきます。
日本でいうと、巨人のエースとして活躍した「斎藤雅樹さん」のようなタイプではないでしょうか?
彼も昨年に引き続き「韓国代表」のメンバーに選ばれていて、ドラフトでは「ロッテ」から「1位指名」を受けました。
今回の韓国代表の投手陣を見ると、この「3人」が軸になっています。
つまり、日本がグループリーグを勝ち上がっていって、韓国との「再戦」に挑むとしたら、また、この「3人」が出てくるのでしょう。
打ち崩すのは「至難の技」だと思いますが、全員一丸となって、何とか「点」をもぎ取って行ってもらいたいですね!
という訳で今回は「U-18韓国代表の投手が凄い?注目ピッチャーはメジャー大谷翔平級?」について見てきました。
最後までご覧になって下さって、どうもありがとうございます!