今度は「日本ウェイトリフティング協会」に「パワハラ疑惑」と「隠蔽(いんぺい)疑惑」が浮上しました。
今回「パワハラ行為など」を行っていたとされるのは「オリンピック」の「女子重量挙げ」で「2大会連続メダル」を獲得した「三宅宏実さんさ」の「父親」の「三宅義行さん」。
義行さんは、現在「日本ウェイトリフティング協会」の「会長」を務めています。
問題が起こったのは、今から「約3年前」。
事の発端は、当時「女子代表監督」を務めていた「義行さん」の「パワハラ情報」が出て、その際に、「義行さん」と「ウェイトリフティング協会前専務理事」更に「(パワハラをされたと主張する)女性選手の指導者」に「所属先の社長」の「4人」による話し合いが行われていたということ。
現在、その女性選手は、既に現役を「引退」しています。
正直、何故今ごろ?
という気がしないでもないです。
三宅宏実の叔父の三宅義信は金メダリスト?
「義行さん」と言えば「二人三脚」で、オリンピックを戦ってきた娘の「宏実さん」の存在が思い出されます。「師弟関係」にありながら、競技を離れると、普通の「親子関係」に戻り、その姿が、とても「仲睦まじい様子」だったのが印象的でした。
それだけに今回の騒動には、宏実さんも「心を痛めている」と思います。
宏実さんは、重量挙げ女子「48kg級&53kg級」の「日本記録保持者」。
また、オリンピックでも、いずれも「48kg級」で「2012年ロンドンオリンピック」で「銀メダル」と「2016年リオデジャネイロオリンピック」で「銅メダル」を獲得しています。
そんな彼女の父親「義行さん」も、1968年の「メキシコシティオリンピック」の「重量挙げ(フェザー級)」で「銅メダル」を獲得。
父娘で、オリンピックの「メダリスト」に輝きました。
まさに「重量挙げ家族」の「三宅家」ですが、実は、更に「もう1人」凄い人が「親戚の中」にいます。
それが、宏実さんの「叔父」にあたる「三宅義信さん」。
義信さんは、義行さんの「兄」に当たります。
何か名前も似ていますので、こんがらがってきましたね^^;
宏実さんの「叔父」である「義信さん」は、1939年11月24日生まれで、現在「78歳」。
元々は「陸上自衛官」をしていて、その後「重量挙げ」の選手として、数々の国際大会で優勝。
また、多くの「世界記録」も保持していました。
オリンピックには「1960年」の「ローマ大会」から「4大会連続」で出場。
その「成績」がこちらです!
- 1960年ローマオリンピック:銀メダル
- 1964年東京オリンピック:金メダル
- 1968年メキシコシティオリンピック:金メダル
- 1972年ミュンヘンオリンピック:4位
義信さん「物凄い選手」だったんですね^^;
三宅宏実の叔父の三宅義信の現在や父親との関係は?
現役時代、これだけの実績を残した「義信さん」ですから、現在も「重量挙げ」に関わる仕事をして、何か「役職」にも就いているのでしょうか?義信さんの「現役引退後」について、順番に見ていきましょう。
輝かしい「成功」を収めて、現役を「引退」した義信さん。
その後は「幹部自衛官」として「勤務」をしながら、多くの重量挙げの選手の「育成」にも力を入れます。
まさに「日本重量挙げ界の父」という感じでしょうか?
1997年には「自衛隊体育学校」の「校長」を最後に自衛官を「退官」。
最終的な階級は「陸将補」でした。
自衛官を退官した後は「小松製作所」の「顧問」に。
一方、重量挙げ現役時代の「功績」が認められ、以下のような「役職」も歴任しています。
- 日本トライアスロン連合副会長
- 日本オリンピアンズ協会常務理事
- 東京都ウェイトリフティング協会副会長
- 東京国際大学匿名客員教授
- 東京国際大学ウェイトリフティング部監督
復帰後は「マスターズ」の大会を中心に出場を続けているそうです。
何という「体力」でしょう^^;
義信さんと義行さんの「関係」ですが、2人は「9人兄弟」の「6番目」と「7番目」に生まれました。
幼い頃は、生活が苦しかったようで、自分の学費は自分で稼ぐしかなく、アルバイトに明け暮れ、特に「部活動」などは出来なかったそうです。
兄弟で、たまに「柔道」をしたり「野球」をしたりというのが、楽しみだったということ。
そんな2人が、共に「日の丸」を背負って「オリンピック」の舞台に。
義信さんと義行さんは「メキシコシティオリンピック」で、共に「表彰台」に上っています。
ちなみに、オリンピックの「個人種目」において、同じ大会の同じ種目で「兄弟」が表彰台に立ったのは、この「三宅兄弟」ただ「一組」だということ。
本当に凄い兄弟です。
という訳で今回は「三宅宏実の叔父の三宅義信は金メダリストで現在の父親との関係は?」について見てきました。
最後までご覧になって下さって、どうもありがとうございます!