日本でも非常に人気の高い韓国の男性グループ「BIGBANG」のメンバーである「V.Iさん」に「数々の疑惑」が浮上しています。
事件の舞台となったのは、V.Iが「取締役」を務めている、韓国ソウル市内にある「クラブ・バーニングサン」。
この、バーニングサン内で起こったと言われているのが「暴行事件」や「禁止薬物の使用疑惑」に「性接待疑惑」です。
これが事実だとしたら、もう「真っ黒なクラブ」ですね…。
数々の疑惑に対し、韓国の警察も捜査に乗り出し、V.Iは、2019年2月27日に「事情聴取」を受けています。
警察の事情聴取に対して、V.Iは、一連の全ての疑惑への関与を「否定」。
しかし、日本でも、今月に予定されていた「ライブ」の中止が決定するなど、V.Iの当面の芸能活動は「中止」となるなど、大きな波紋が広がっています。
そこで今回は、BIGBANGのV.Iの経営に携わっていたクラブで起こった「数々の事件について」まとめていきたいと思います!
【BIGBANG】V.I事件の全貌①!性接待疑惑とは?
まずは「性接待疑惑」について見ていきましょう。この疑惑が持ち上がった原因は、V.Iが、クラブのスタッフとやり取りしていたという「カカオトーク」の内容が流出したと言われているからです。
カカオトークとは、いわゆる「LINE」のようなもので、そのメッセージの中で、クラブに遊びに来ていた「投資家たち」に、V.Iが「女性」を斡旋するような指示を出していたということ。
そのやり取りが以下のようなものです。
「V.Iとスタッフのカカオトークのやり取りとは?」
- V.I:Aさん(投資家)が望む通りに応じて、アリーナメイン席を確保しろ
- スタッフ:今、女を呼ぼうとしているんだけど、誰がいいか?とりあえず席は確保した
- 別の投資家:Aさんが他の客と接触しないように(スタッフが)ちゃんと管理しろよ
- スタッフ:ずっと隣にくっついていますよ
- V.I:ちゃんとやれ。ミスはするなよ
- スタッフ:席はメインに、警護までしっかりつけます。ケアもきちんとします
- V.I:うん。で、女は?いい子を(※デキる子、ヤれる子というニュアンス)
- スタッフ:呼んでるんですけど、ちゃんとヤッてくれるかな…。とりあえず◯◯を呼んでます(◯◯は、安いけど、質はあんまり良よくないという意味)
- V.I:とりあえず、うまくやれよ
- 別の投資家:オレが今、女たちを用意した。女が2人到着したら(スタッフが)案内して、ちゃんとホテルの部屋まで行けるようにしろよ。2人いたら足りるだろ?
- スタッフ:了解です
- スタッフ:2人(Aさん含む投資家の男性)をホテルの部屋に送りました
また、こなれたやり取りにも見えるので、日常的に、クラブに遊びに来た「富裕層」に対して「性接待」が行われていた疑いも。
以上のようなやり取りですが、V.Iさん側は、全くの「事実無根」であり、カカオトークのメッセージそのものが「捏造」されたものだと主張。
警察に対しても「積極的に捜査に協力する姿勢」を見せています。
「クラブスタッフ同士のカカオトークのやり取りが流出?」
ただ、今回の騒動が浮上した後、クラブの元スタッフと、現在働いているスタッフ(V.Iは含まれていません)との「カカオトーク」のやりとりが、韓国のマスコミにリークされました。その内容ですが、かなり女性を軽視したものになっています。
- 「VIPルームにいい感じの女の子を早く連れてこい」
- 「いい感じの女の子はもういいから、酔いつぶれた女の子を連れてこい」
どうやら、クラブの中では、当たり前のように、この様な光景が繰り広げられていたようですね。
韓国のクラブって、こういう感じなのでしょうか?
経営に携わっていたV.Iが、どこまで、自分のクラブで起こっていたことを把握していたのか、その辺に、これから焦点が集まりそうです。
【BIGBANG】V.I事件の全貌②!違法薬物使用に暴行事件?
「クラブ・バーニングサンで違法薬物の取引が?」
2018年9月に、中国人女性が、違法薬物である「エク⚫タシー」を使用したとして、韓国の警察に摘発されるという事件が発生。その後の警察の調べで、この中国人女性が、自宅の他に「V.Iの運営するクラブ(バーニングサンと他のクラブで)」の中で薬物を使ったと供述します。
現在、中国人女性には「執行猶予」の処分が下されていますが、実はこの女性、クラブ・バーニングサンの「元従業員」。
そのため、バーニングサンが、違法薬物の「供給元」になっていたのではないか、という疑いが持たれたのです。
事件を受け、メディアの取材に応じたV.Iは、従業員だった中国人女性について、こう答えています。
「どんな方なのか覚えていない。知らない人。」
しかし、V.Iと、この中国人女性が一緒に写っている「写真」も出回っているようなので、全く面識がないとするのは難しいでしょう。
その後も、韓国警察は、バーニングサンで、違法薬物の供給が行われているという疑いを持ち続け、水面下で捜査を続けます。
そして、2019年2月26日。
警察が、クラブ・バーニングサンの代表を務める「イ・ムンホ」の髪の毛を入手し、鑑定した結果「麻⚫」の陽性反応が出ます。
ちなみに、イ・ムンホは、これまで、バーニングサンで違法薬物の流通が行われたことはないし、自身を含め、周りの人間も「誰も薬物の使用はしていない」と証言していました。
「【画像】VIがハッピーバルーンを使用?」
更に、バーニングサンの営業部長を務めていた男性にも、通称「風船麻⚫」と呼ばれる「ハッピーバルーン(これは覚⚫剤の一種)」を吸入、流通させた疑いが出てきます。バーニングサンの経営に携わる人間に、次々と違法薬物との繋がりが発覚。
そんな中、今度はV.Iが、ベトナムを訪問した時に、現地のクラブで「ハッピーバルーンを吸入している姿」が撮影された写真が流出します。
V.Iは「この写真は、自分を貶めるために巧妙に撮られたものだ」と主張し、薬物の使用を「否定」。
「クラブ・バーニングサンで暴行事件も発生?」
2018年12月には、インターネットサイトに「バーニングサンで警察とボディガードに殴られた」という投稿が出ます。投稿をしたのは「キム・サンギョ(29歳)」という男性。
このキム・サンギョの話を簡単にまとめていきます。
- 2018年11月24日にバーニングサンを訪れる
- クラブ内で、意識が朦朧としている女性が連れて行かれる所を目撃
- その女性を助けようとしたら、スタッフ(ボディーガード)から暴行された
- 暴行を受けたので警察に通報した所、出動した警察官がクラブ関係者と会話をして、結果、自分が手錠をかけられた
- 連行される際、警察官からも殴られた
一方のクラブ側は、この件に対して「暴力行為」があったことは認めていますが、その理由を「(キム・サンギョが)他のお客さんとセクハラで揉めていて、加害者とされていたキム・サンギョを店の外に連れ出し暴行した」と釈明。
また、警察関係者も「(キム・サンギョが)非常に興奮した状態でゴミを捨て、蹴るなど業務を妨害し、クラブ側が業務妨害の被害を主張し、制止する過程で逮捕に応じなかったため現行犯逮捕した」と語っています。
尚、その時の様子を撮影した動画も、後に公開されていました。
この暴行事件に関しては、現在、警察が「クラブ側の暴行」、「キム・サンギョのセクハラ疑惑」双方の視点から捜査を進めています。
という訳で今回は「【BIGBANG】V.I事件の全貌!性接待疑惑や薬物使用に暴行?」について見てきました。
最後までご覧になってくださって、どうもありがとうございます!