2019年3月6日、日産自動車の前会長である「カルロス・ゴーン被告」が保釈され、報道陣の前に姿を現しました。
しかし、その姿を見てビックリした方も多いでしょう。
曲がりなりにも「大企業の会長」を務めていた人物ですから、きちんとした身なりで登場すると思っていました。
ところが、カルロス・ゴーン被告は「水色の帽子」に「作業着」という「謎の変装姿」を披露。
この「変装」については「弁護人からの指示」があったそうです。
あまりにもインパクトが強かったので、今回は、カルロス・ゴーン被告が、保釈された時にしていた「変装の衣装」について調べていきたいと思います!
※宜しければコチラの関連投稿も併せて御覧ください!
カルロス・ゴーンの変装で帽子は日本電装株式会社?
まるで「コスプレ」をしているかのような「謎の作業員風」の出で立ちで、報道陣の前に現れた「カルロス・ゴーン被告」。「弁護人の指示」があったということですが、その意図は「報道陣の追跡を避けるため」だった可能性が高いでしょう。
拘置所の玄関には、脚立などを積んだ、建設業者などが使用しているような「軽自動車(ちなみにスズキ社のもの)」も用意する用意周到さでしたからね。
どこか「コントチック」で、ますます、あの「ミスター・ビーン」を彷彿させていました。
それでは、斬新な作業着姿を披露したカルロス・ゴーン被告が使用していた「衣装」について早速見ていきましょう!
まずは「水色の帽子」から。
特徴的なのは、真ん中に印刷されている「N」の文字のようなロゴ。
実はこれ「N」でなく「カミナリマーク」なんだそうです。
そして、この「カミナリマーク」の帽子ですが「日本電装株式会社」という企業のものだということ。
「日本電装株式会社のホームページ」
会社のホームページにも、しっかりと「カミナリマーク」のロゴが見られます。
日本電装株式会社は、埼玉県の川口市にある「鉄道車輌」の製造や組み立て、設備などを行っています。
今回、カルロス・ゴーン被告が被っていた「帽子」については、今から「約3年前」ほどまで、実際に作業員が使用していた「布製の帽子」だということ。
現在では、この帽子は使われていなくて「ヘルメット」を着用することになっているそうです。
ということは、一般的に販売されているものでは無いんですね。
更に、日本電装株式会社の主要取引先も調べてみると「東武鉄道」「京王鉄道」といった「鉄道会社」が目に付きます。
日産自動車はもちろん、ルノー、他の自動車企業との関わりも一切ありませんでした。
つまり、カルロス・ゴーン被告へ、日本電装株式会社の「カミナリマーク」の帽子が衣装として用意されたのには「特に深い理由は無さそう」です。
カルロス・ゴーンの変装でハウジングの意味とは?
【速報】日産自動車元会長、カルロス・ゴーン被告が保釈され、108日にわたって勾留されてきた東京拘置所を出ました=澤井慎也撮影https://t.co/Mz53EcltJK#ゴーン #Ghosn #Nissan pic.twitter.com/w4wXaCdHbi
— 日経新聞 写真部・映像報道部 (@nikkeiphoto) March 6, 2019
次にコチラ、左の胸元に「(株)~~ハウジング」という刺繍がされている作業服。
うま~い具合に、イエローのベスト?に隠れて「ハウジング」の前の部分が見えません…。
ちなみに「ハウジング」とは、土地や家屋、インテリアなどを扱う住宅産業の「総称」になります。
というか、実在する会社のものなのかも「アヤしい所」です。
そんな中、こんな情報がTwitter上に投稿されていました!
Twitter特定班、仕事が早い。 pic.twitter.com/Mgb0Jazyfv
— まことぴ (@makotopic) March 6, 2019
つまり「変装」のために、適当なオリジナルの「会社名」をつけて刺繍したのか?
だとしたら、かなり手の込んだ「コスプレ衣装」です。
これ、ハロゥインの時期だったら「間違いなく真似する人が出てきそうだな~」と思いました。
という訳で今回は「カルロス・ゴーンの変装で帽子は日本電装?ハウジングの意味とは?」について見てきました。
最後までご覧になってくださって、どうもありがとうございます!