皆さんはこんな経験はないでしょうか?
ミカンやグレープフルーツ、レモンを食べた後に歯を磨くと、凄いしみて、しっかりとその部分を磨けない。
またこれら、柑橘系が含まれたアルコール(グレープフルーツサワー等)やジュースを飲んだ後も同様の症状が起こる。
一度この症状が出ると、しばらく続いて辛い思いをしてしまう。
今回はこんな辛い「柑橘類による歯のしみ」について調べていきます!
柑橘類を飲食した後に歯を磨くと歯がしみるのは何故?
出典:出典:http://dental-matome.com
私はフルーツ全般大好きで、もちろん柑橘系のものもよく食べていました。特にみかん(夏みかんが特に好きです)や、グレープフルーツは好きで、食後に食べたり、朝ごはんに食べたり、またこれらが入っている飲み物もよく飲んでいました。しかし、最近これら柑橘系のものを飲食した後に、歯を磨くと歯がしみて、何とも言えない痛みがするために、これらを飲食するのをためらってしまいます。
この原因はなんだろうと思い調べてみました。
実はこれら柑橘類は、歯を溶かすのに十分なほどの強い酸性を示すといいます。
しかもこれらの殆どは、体には良いとされているものなので普段、積極的に取り入れている人が多いようです。
さらに怖いのは柑橘類だけでなく、美容にいいと言われている栄養ドリンクや、ビタミンCも同様に強い酸性であるということです。
これらを普段、飲食することによって、私達の歯は知らないうちに、酸により溶けていっているのです。
また歯磨き粉にも酸性の物があり、それを使って強くガシガシ歯を磨いているのも、歯を溶かしている要因になっているといいます。
なので、歯をしっかり、強めに、長時間磨いている人にも、この歯がしみる症状が出るパターンが多いそうです。
結局これらを原因として、歯が溶けていって、根本がむき出しになってくるので、その際の部分の神経が触れるようになり、あのシミを引き起こすのですね。
柑橘類を飲食した後の歯のしみの解決法は?
一度このしみを体験してしまうと、柑橘類を飲食するのが怖くなります。そして一度しみを感じると中々、根本的に解決するのは難しいようで、それよりも症状が悪化しないように、予防していくというのが第一だということです。
そこでなるべく歯のしみが増さないようにするための予防方法を調べたので、挙げていきます!
- 使用している歯磨き粉や、洗口剤が強い酸性のものでないかチェックする
- 歯を磨くというのは、少なからず歯を溶かす原因にもなるので、柔らかい歯ブラシで優しく磨く(親の仇のように力をこめない)
- 睡眠中は唾液が少なくなるので、寝る前は酸性のものは飲まない
- 原因となるものを口に入れるのを減らすか、止める
- 口に入れるもので酸が強いものかどうか分からない時は「ペーハーメーター」で測定する(わからない時はかかりつけの歯医者さんに相談する)
- 牛乳を口に含んだり、MIペーストがあれば歯に塗っておくのも効果的
しかし、症状が悪化していて、歯医者さんにかかるときには、なるべく減ってしまった歯はそれ以上削らずに「コンポジットレジン」を用い、歯科用高性能接着剤で修復することが、最善な方法だと言います。
昔は歯の治療といえば、やたら削られたイメージがありますが、一体あれは何だったんでしょうかねw
何にせよ歯のしみにより、大好きな柑橘類を飲食することが、弱冠怖くなってしまったので、これからはしっかり予防していきたいと思いました。