シアトル・マリナーズの「イチロー選手」が、2019年3月21日、東京ドームで行われた「MLB日本開幕シリーズ」の第2戦ゲーム終了後に「記者会見」を開き「現役生活に終止符を打つこと」を報告しました。
これまで、イチローは、日米で「輝かしい記録」を打ち立ててきました。
簡単に見えるくらい、あれほど「ヒット」を積み重ねてきたイチローが、最後は「1本」のヒットを打つのに、あんなに苦しむなんて…。
昨年の5月からは、マリナーズの「球団会長付特別補佐」という肩書が付き、チームに帯同し、練習は行うものの「実戦」からは遠ざかっていたイチロー。
日本で行われた今年の開幕戦に向けて「調整」をしてきましたが、やはり、この「1年間のブランク」は、相当大きかったようです。
幾度となく「奇跡」を見せてくれたイチローですが、今回ばかりは、その輝きを取り戻すことが出来ませんでした。
イチローの「現役引退」の知らせに対して、各方面から「感謝の言葉」や「別れを惜しむ声」が聞こえてきていますが、個人的には「父親」で、一時期は「チチロー」というニックネームでメディアにも良く登場していた「鈴木宣之さん」の反応が気になります。
というのも、数年前から「親子関係が壊れてしまった」という噂も流れていました。
一体、イチローとチチローの間に何が起こったのでしょうか?
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イチローと父親が絶縁した理由とは?
「イチローと父親が絶縁?」
イチローと言えば「子供時代」から「野球漬けの日々」を過ごしてきたことは有名な話です。そんな幼いイチロー少年の野球の練習に付き添っていたのが「チチロー」こと、父親の「鈴木宣之さん」でした。
「プロ野球選手」を目指したイチロー少年は、父の熱心な指導の成果もあり、地元、愛知県の野球名門校校「愛工大名電高校」に進み、卒業後は「オリックス・ブルーウェーブ」から「ドラフト4位指名」を受け、夢を実現させます。
念願の「プロ入り」を果たした後は、3年目に登録名を「鈴木一朗」から「イチロー」とし、レギュラーに定着すると「シーズン200本安打」を達成するなど、一気に「国民的なスター選手」への階段を上り始めました。。
この頃から、イチローの「一挙一動」に注目が集まるようになり、もちろん、野球を始めるキッカケとなった「父親」とのエピソードも、数多く語られました。
当時は、息子の活躍を「本当に嬉しそうに語る」鈴木宣之さんの姿が、良くメディアに登場していましたね。
しかし、ある時から、鈴木宣之さんが表舞台に出てくる機会が「激減」すると同時に、イチローとの「親子確執」が囁かれるように。
「イチローと父親が絶縁した」なんて噂が流れたこともありました。
「親子絶縁の理由は結婚?」
イチローと「父親」である「鈴木宣之さん」の関係が「ギクシャク」し始めた原因と言われているのが、イチローの「妻」である「福島弓子さん」の存在。福島弓子さんは「元TBSのアナウンサー」で、1999年に、イチローと「結婚」しています。
しかし、この結婚自体に、鈴木宣之さんは「大賛成」という訳ではなかったそう。
その「理由」についてですが、まずは2人の「年齢差」。
イチローと福島弓子さんの年齢は「8つ」離れていますが、この事について、鈴木宣之さんは「(イチローの結婚相手は)2,3歳年上なら理想的だった。10歳離れていたらアウトだったけど、7歳はギリギリセーフかな」と語っていました。
10歳離れていたら「アウト」で、実際は「8歳違い」って、結構「ギリギリ」です^^;
更に、福島弓子さんは、イチローと交際する前には、同じプロ野球選手で、現日本ハムファイターズ監督の「栗山英樹さん」と、付き合っていたと言われています。
栗山英樹さんとの交際は「婚約」まで話が進みながら結局「破局」。
鈴木宣之さんは、この事も「あまり快く思っていなかった」そうです。
つまり、鈴木宣之さんにとって、福島弓子さんは、息子の「嫁」としては、最初から「理想的な存在」とは言えなかったのかもしれません。
イチローの妻の弓子とチチローの確執の原因とは?
「チチローの願いはイチローのドラゴンズ移籍?」
「1999年」に「結婚」した、イチローと福島弓子さん。すると、結婚してまもなく、イチローの父である鈴木宣之さんは、福島弓子さんに「早く孫の顔が見たい」と、プレッシャーを掛ける様になります。(ちなみに、イチロー夫妻には、今現在も「子供」はいません。)
「孫の顔を見たい」それも、自慢の息子である「イチローの子供」となれば、その想いは尚更でしょう。
しかし、子供は「授かりもの」ですので、嫁の福島弓子さんからしたら、かなりの「重圧」になってしまったのかもしれません。。
更に、将来的には地元の愛知県で「イチロー夫妻と一緒に仲良く暮らしたい」と考えていた鈴木宣之さんは、2000年、地元の豊山町に「大豪邸」と、その隣に「イチロー記念館」を建設。
名古屋には「中日ドラゴンズ」がありますからね。
イチローが「FA」の資格を取り「移籍」を希望すれば、鈴木宣之さんの夢は叶うことになります。
「義父・鈴木宣之と福島弓子の確執とは?」
当時、兵庫県神戸市が本拠地の「オリックス・ブルーウェーブ」に所属していたイチローは「単身赴任」という形で「神戸」に住んでいました。つまり「妻」である「福島弓子さん」は「義父」である「鈴木宣之さん」の近くで生活を送っていたのですね。
この頃の、鈴木宣之さんの福島弓子さんに対する注文は「領収書は何百円単位から貰うように」とか、とにかく「細かった」そうです。
それでも初めは「鈴木家の嫁」として認めてもらうため「辛抱」を重ねていた福島弓子さん。
しかしそれも次第に「限界」となり、愛知の大豪邸の完成から「数カ月」が経過した頃、イチローが単身赴任していた「神戸」へと逃げ出してしまいます。
この事が「原因」となり、福島弓子さんと、義父である鈴木宣之さんの関係が「悪化」。
結果的に、イチローも「妻の福島弓子さんとの生活を大事にするため」、父親とは「距離を置くよう」になっていきました。
「イチローのメジャー移籍にもチチローは反対だった?」
イチローは、2000年10月に「ポスティングシステム」を使い「メジャーリーグ」へ挑戦することを表明。この頃のイチローは、日本のプロ野球界では既に「敵無し」で「目標を見失っている状態」でした。
また、多くのファンも「イチローが、どれだけ大リーグで通用するのか?」を、実際に見てみたいと思っていた所。
しかし、父親の鈴木宣之さんは「メジャーリーグ挑戦」には「反対」していたそうです。
その理由として考えられるのが、この2点。
- イチローには、FAで中日ドラゴンズに移籍してもらって、地元に帰ってきてもらいたかった
- 当時、日本人野手が大リーグで成功した例はおろか、挑戦した選手もいなかった
最終的には、イチローがメジャー挑戦を表明する「記者会見」を開いた日の朝まで、鈴木宣之さんは「何も知らされていなかった」ということ。
「イチローと父親の現在の関係は?」
最後に「イチローと父親の鈴木宣之さんの今の関係」について見ていきます。大リーグに渡り「大成功」を収めたイチロー。
2002年11月には「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」を、地元である「愛知県名古屋市豊山町」で開催していますが、この時、参加していた子供たちに、この様なメッセージを述べています。
「大リーグ挑戦を父親に反対されて辛かったけど、意思を貫いて良かった。自分で決断できる大人になって欲しい」
ちなみに、大会の会場には「父親の鈴木宣之さんの姿も」。
つまり父親の前で、あえて「父親を皮肉る」様な発言をしていたことになります。
これはやはり、両者の間には「中々埋められない溝」が出来ているのか。
ただ、イチローのインタビューとかを見ていると、彼は「ブラックな笑い」も好きで、時に、冗談なんだか、本気なんだか分からない「ジョーク」を言うこともあります。
そう考えると、これは「イチローなりの、サービストーク」だったのかもしれませんね。
イチローは、その後もメジャーリーグで「大活躍」を続け「年俸」も跳ね上がり「大型長期契約」を勝ち取ります。
すると、福島弓子さんは、イチローをサポートするだけではなく、その「資産」を運用し、アメリカで「不動産ビジネス」や「美容サロン」の経営を手がけ、こちらも成功を収めました。
福島弓子さんには「ビジネスの才能」があったのですね、
しかし、この事も、義父である鈴木宣之さんは「あまり良くは思っていなかった」と言います。
鈴木宣之さんの理想は、福島弓子さんには、あくまで「イチローの妻」として、家庭に入り、息子のサポートに専念していてもらいたかったのかもしれません。
最初は、鈴木宣之さんと福島弓子さんの間に出来た「確執」。
そこから徐々に、イチロー夫妻と鈴木宣之さんの間には「距離」が生まれていった様子。
今現在は、というと、イチローはメジャーリーグを引退しましたが、日本人選手として「初」となる「大リーグの野球殿堂入り」も間違いないと言われています。
そのイチローを、一番近くで支えていたのは、間違いなく「福島弓子さん」。
これは、義父の鈴木宣之さんも「認めなくてはいけない所」でしょう。
元々は、二人三脚で「プロ野球選手」を目指した親子だったイチローと鈴木宣之さん。
夢を叶え、素晴らしい「野球人生」を送ったイチローを、父親の鈴木宣之さんが「労う」という機会は、そう遠くない未来にあるような気がしています。
という訳で今回は「イチローと父親が絶縁した理由は妻の弓子とチチローの確執が原因?」について見てきました。
最後までご覧になってくださって、どうもありがとうございます!
かんぐりだね 半分はあたっているかもだが
この親子は大丈夫だよ きみが思うより 賢いようだ