長年、日本卓球界の顔として活躍している「水谷隼選手」が、2019年3月25日に「衝撃の告白」を行いました。
今年の1月に行われた「全日本選手権大会」では、見事に、自身「10回目」となる「優勝」を飾るなど、来年に迫った「東京オリンピック」への準備も、順調に進んでいると思われていた水谷隼選手。
しかし、その裏で「原因不明」の「目の不調」に悩まされていました。
水谷隼選手の「目の異変」ですが、なんと「この1年間ほど、球が見えていない」状態だということ。
にわかには信じられない言葉です。
卓球というスポーツにおいて「球が見えていない」状態でプレーしているのだとしたら、もうそれは「競技にならない」様な気がします。
一体、水谷隼選手の「目」には何が起こっているのでしょうか?
水谷隼の目の病気の病名は?
「水谷隼の目の異変の内容は?」
水谷隼選手の「目の異変」について、まずはその「症状」を確認していきましょう。現状「日常生活」を送る分には、ほとんど支障はなく、あくまで「卓球の試合」をしている時だけに「異変」を感じているということ。
元々、目の視力は「両目」ともに「1,5」ありました。
しかし「約5年前」に「左目の視力」だけが突然落ちて「0,3」に。
水谷隼選手の目は「近視」と「乱視」の様な状態になります。
そこで「左目」だけ「レーシック手術」を受けた水谷隼選手。
左目の視力は「元に戻り」それ以降は、ロシアのリーグで活躍したり、リオ・オリンピックでは「初のメダル獲得」など、選手として「全盛期」を迎えます。
2017年には、世界ランキングでも「4位」まで上りつめました。
ところが、2018年の1月。
今度は「右目の視力」が落ちて、更に「近視」と「乱視」も見つかります。
本当は「手術」を受けるほどの事では無かったそうですが、水谷隼選手は「少しでも視力が戻るなら」と、再度、今度は右目の「レーシック手術」を受けました。
2度目となる「レーシック手術」を受けた水谷隼選手ですが、今度は、思ったとおりには、症状が回復しませんでした。
「水谷隼は卓球の球が見えていない?」
水谷隼選手は、ある「特定の条件」が重なった時に「球が全く見えなくなる」と言います。その状況がこちら。
- 「卓球台の周囲が暗くて、台にだけ白い光が当たっている」
- 「周囲が電光掲示板で囲われている」
卓球のプロリーグである「Tリーグ」をはじめ「ワールドツアー」などの試合を考えると、客席は暗く、卓球台は「ライトアップ」されています。
また、周囲は「LED掲示板」の「スポンサー表示」に囲まれているという状況。
つまり、大きな試合になればなるほど、水谷隼選手の目は、ほとんど「球を追えていなかった」のですね。
「水谷隼の目の病気の病名は?」
実際の試合中。水谷隼選手は、相手が球を持って構えた時に、掲示板と被って「球がフッと消える様な感覚」を持っていました。
その後「打球の音」だけが聞こえてきて、球は、ネットを越えたあたりから、突然現れるんだそう。
これは「もの凄いストレス」になりそう。
現在の所、水谷隼選手は、自身の目についての「詳しい病名」などは明かしていません。
では、水谷隼選手の様に「片方の視力だけが突然落ちるケース」というのは、どんな場合が考えられるのでしょうか?
「網膜中心静脈閉塞症(CRVO)」という病気がありますが、これは、網膜の静脈が詰まり、網膜に出血や、むくみを起こす、いわゆる「目の心筋梗塞」と言われる病気。
その原因については、まだ良く分かっていません。
羅漢率は、成人1,000人あたりで「1,6人」と、多くはありませんが「急激に視力が落ちる」というのは怖いですね。
発症するのは、主に「50代から」ですが「30~40代」といった世代でも起こりうる病気で「高血圧」「糖尿病」「緑内障」の方に多いと言われています。
長期間を掛けて、ゆっくりと視力が低下していく場合と違い、ある時から「急激」に視力が下がってしまった時には「すぐに眼科医の診察を受けること」が大事ですね。
水谷隼は目のレーシック手術は成功もメガネが必要?
「水谷隼の目のレーシック手術は成功?」
水谷隼選手は「レーシック手術」を、計「2回」受けています。そして「近視」を改善したのにも関わらず「視界不良」が続いている状態。
となってくると、水谷隼選手が受けた「レーシック手術」の「後遺症」が、その後の「視界不良」に繋がっている可能性も考えたくなります。
しかし水谷隼選手は、これについては「否定」。
アメリカの専門医から、レーシック手術自体の経過には「全く問題がない」という診断を受けています。
確かに「日常生活」に支障はないと言っていましたからね。
「水谷隼は試合にメガネ(サングラス)が必要?」
水谷隼選手が抱えている「目の視界不良」ですが、あくまで「照明」による問題が大きいと考えられています本人も「白いボールでプレーして、後ろの電光掲示板の広告の色も白やグレーなのでボールが見づらくなるのは当然じゃないですか?」と語っていました。
他にも、同じ様な感覚を持っている選手もいると言いますが、それでも「球が見えなくなる」ということは無いそうです。
現在は、試合中に「サングラス」を使用することで、自分の持っている力の「5割」程度は出せるようになっているという水谷隼選手。
日常生活では特に困っていないというので、何か「大きな目の病気」という訳ではないと思いますが、それでも「自分の本来のパフォーマンスが出来ていない」のだとしたら、本人は、相当苦しんでいるのでしょう。
という訳で今回は「水谷隼の目の病気の病名は?レーシック手術は成功もメガネが必要?」について見てきました。
最後までご覧になってくださって、どうもありがとうございます!