出典:http://okayama.summacle.jp
神山健治監督の最新作「ひるね姫」の主題歌といえば「デイ・ドリーム・ビリーバー」。実に良い曲です。
主人公の森川ココネの声優を務める女優の、高畑充希さんが見事な歌声でカバーしています。
高畑さん、歌も本当に上手いです。
透き通るような声で、聴いていて心地良い感じ、まさに「ひるね」しそうになります。
この曲、最近の子供達や、若い人達はあまりご存知無いかもしれませんね。
もしかしたら、セブンイレブンのCMの曲といったら、ピンとくるのかも。
実は、とっても有名な曲なんです。
という事で、映画の大ヒットと共に、再注目されるであろう名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」について調べていきます。
ひるね姫の主題歌の歌詞や高畑充希の上手い歌声動画は?
こちら、高畑さんが歌う「ひるね姫」の主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」です。この曲は、2009年5月2日に58歳で亡くなった日本のロックンロール界の第一人者、忌野清志郎さんの居たバンド「ザ・タイマーズ」が歌っていました。
忌野さんの独特の歌声と、歌詞に魅せられたファンの方たちの中でも、有名な曲の1つになっているのではないでしょうか?
あの唯一無二のボーカリスト忌野さんの歌のカバーという事で、非常に難しかったのではないかと思います。
しかし、きっと高畑さんのカバーを聴いた忌野さんは、あの人懐っこい笑顔で「いいね~」と言って笑っていることでしょう。
そんな、忌野さん作詞の「デイ・ドリーム・ビリーバー」がこちらです。
「デイ・ドリーム・ビリーバー」作詞:忌野清志郎
「デイ・ドリーム・ビリーバー」の意味は?
とっても胸に残るこの曲。実はこんなエピソードがあります。
忌野さんの自宅から見つかったノートに、自身の生い立ちに関する思いが綴られていました。
その内容によると、忌野さんは3歳の時に本当の母親(富貴子)と死別しています。
その後、母の姉夫婦に養子として引き取られ、弟は実父が引き取ったということです。
忌野さんが、父母が本当の親ではなく育ての親だと知ったのは、継母が他界した時だったといい、継父から「実の父ではない」と知らされたそうです。
当時「RCサクセション」というバンドを組んでいて、まさに絶頂期の頃でした。
その後「ザ・タイマーズ」というバンド名義で発表したこの「デイ・ドリーム・ビリーバー」。
忌野さんは、育ての親を「恋人」生みの親を「彼女」と呼び分けていたそうで、実母である「彼女」に向けて歌ったのが、この曲だったという事です。
そう聞いて、改めて聴いてみると、ただのラブソングではないなと納得します。
いや~、ロックって素晴らしいものですね。
ひるね姫の主題歌の歌詞の原曲は英語?
「The Monkees / Daydream Believer」この名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」は実は、原曲は洋楽です。
そう、忌野さんもカバーしていたのですね。
原曲は「ザ・モンキーズ」が1967年に発表しています。
勿論、そのまま直訳すると忌野さんの曲とは、また違ったものになります。
この辺り、ただのカバーに終わらない忌野さんの「言葉遊び」の素晴らしさを痛感します。
「Day Dream Believer」詞:John Stewart
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