出典:https://media.image.infoseek.co.jp
最近久しぶりに、ロックバンドバンド、エレファントカシマシがテレビにもよく登場していて嬉しく思います。エレファントカシマシといえば、ボーカル・ギターの宮本浩次さんの魂を込めた歌声と、骨太なサウンドが魅力の「本気のロックバンド」
また、宮本さんといえば、独特の喋り方や、髪をグシャグシャにする仕草などが特徴的です。
あまり知らない人や、初めてテレビで見た人はビックリしてしまうかもしれませんねw
でも昔から、そういう人なんです。
という事で、今回はエレカシの宮本さんについて調べていきます。
エレカシの宮本浩次は発達障害でキレる?
最近宮本さんを知ったという方で、「この人はどんな人なんだろう?」と思ってネットで調べてみると「キレる」なんてキーワードがあるので、気になる人も多いでしょう。これは以前に出演したラジオ番組での事件が原因となっています。
2009年、ラジオ番組にニューアルバムの宣伝でゲストで生出演していた宮本さん。
その時のパーソナリティ・鈴木万由香さんが、このニューアルバムを聴いた感想として、「今回のアルバムというのは、聞くたびに印象が変わっていって、なんて言うんでしょう、オードブルもサイドディッシュもないフルコース…メイン!メイン!メイン!メイン!みたいな。ちょっとパッと聞いた感じで、『うわっ食べにくい』というような。でも実際飲み込んでみると『こんなに美味しいものはないや』という」と、述べます。
すると、「食べにくい」という言葉が引っ掛かった宮本さん。
「失礼なやつだな、こいつは」「このバカ」「気をつけろ、このドアホ」等と罵声を浴びせ、現場も騒然としてしまった事件。
しかし、宮本さんには何の悪気もないんです。
常に真っ直ぐで、中途半端ということが出来ない人なんで、その時に感じたままに行動を取ってしまったのでしょう。
騒動は後日、宮本さん、所属レコード会社、また相手側の鈴木さんも以下のようなコメントを出し、収束しています。
宮本さん直筆の謝罪文
四月十八日のラジオ番組中の発言について
ラジオの生放送中に、突発的にかなり激しい言葉で
僕は怒りをあらわしました。
リスナーの皆さん、及び番組関係者の皆さんには、
本当に不快な思いをされた方も多かったと思います。
どう考えても、僕の思慮が足らず、軽率でした。
申し訳ありませんでした。
宮本浩次
フェイスミュージックエンタテインメントのコメント
この度、弊社所属アーティスト エレファントカシマシ宮本浩次が
4/18(土)TOKYO FM「TOYOTA SOUND IN MY LIFE」にゲスト出演した際、
DJ鈴木万由香さんとの会話の中で不適切な発言により、
リスナー及び番組関係者に不快な思いをさせてしまったことを心よりお詫び申し上げます。
弊社としては、今後このようなことを起こさないよう細心の注意を払ってマネージメント業務を行っていく所存でございます。
今後ともエレファントカシマシを応援いただけますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
株式会社 フェイスミュージックエンタテインメント
鈴木万由香 コメント
「あれからずっと考え続けています。どこでボタンを掛け違ったのか」
「私はエレファントカシマシが好きです。ニューアルバムを何度も聴いて、一人でも多くの人に届けたいと思いました。『エレファントカシマシの新譜、いいです。とにかく聴いてみてほしい』という気持ちでいっぱいでした。そのためには、ただ『いい』と連呼していてもダメだ。宮本さんとも本気で向き合わなければ…、と。しかし今思い返してみれば、その力みが何かを歪めてしまったのかもしれません」
「ひとことで云うならば、私の心の弱さです」
「宮本さん、そしてリスナーのみなさまに心からお詫び致します」
引用元:ナリナリドットコム
エレカシ宮本浩次の耳の病気は完治?薬の噂も?
その挙動などから、「薬疑惑」が出たこともありました。しかしこれは、根も葉もない噂話です。
宮本さんの癖である、髪をグシャグシャにする事。
自身のトレードマークにもなっているこの行為について、宮本さんは雑誌のインタビューでこう答えています。
「男っぽい仕草だと感じた」と。
よく分かりませんがw
意識しだしたのは、高校生の頃から。
大学生の時には、レコードショップのアルバイトをしていて、お客さんが来る度に髪をグシャグシャにしていたため、3日でクビになったというエピソードも。
「男らしい仕草」かどうかは別にして、自分なりの美意識や拘りが確立されていたのでしょう。
そんな「トレードマーク」を今でも継続している宮本さんの、変わらない自分なりの「男らしさ」を体現している姿勢に何とも言えない気持ちになります。
この仕草だけではなく、一度集中、熱中すると、とことん我が道を突き進むのが宮本さん。
昔は、タバコを1日80本位吸うこともあったり、芥川龍之介に憧れ、火鉢を収集していて、10個もの火鉢に囲まれ読書に夢中になって、一酸化中毒になったり。
また急須の収集にも凝り、100個以上を所有。
使い込むほどに飴色の輝きを増す急須の光沢を得るために、烏龍茶をバカ飲みし、1日に多い時で100杯以上飲むことも。
自動車の免許を取得したばかりの頃、連日一晩で200~230kmに及ぶ距離を走行していたり。
とにかく、中途半端がない宮本さん。
そんな「トコトン精神」の宮本さんの転機になったのが、療養生活です。
宮本さんは、2012年9月1日に左耳が突然聞こえなくなり、急性感音難聴と発表されます。(正しくは外リンパ瘻とのこと)
その結果、2012年~2013年にかけて音楽活動を休止。
この療養生活を宮本さんは、「自分だけの時間を作れたのはありがたかった」と、振り返ってます。
きっと、自分の好きな事を突き詰めてきた、宮本さんが「大好きな音楽」から離れることで、はじめて休息することが出来たのでしょう。
また、この休息により「中年の自分」も受け入れることが出来るようになったという宮本さん。
こんな話を聞くと良かったなと安心します。
ミュージシャンや芸術家は、時にそんな自分を受け入れられなくておかしくなってしまう人もいますからね。
人とは変わった振る舞いから、「発達障害」の噂も流れた事もある宮本さん。
今の自分を素直に受け入れられるようになったことで、新たな魅力をまた見せてくれることでしょう。