23日に放送されるバラエティー番組「しくじり先生 俺みたいになるな!」に出演している仁科克基さん。
仁科さんといえば昭和の大スターである、故・松方弘樹さんの息子として有名ですね。
今回の番組の中では、「偉大な父親のお金を使いまくった、クズ2世先生」として登場。
親が亡くなった時に後悔しないための授業を行うといいます。
それでは、仁科さんと、父親である松方さんとの関係について調べていきましょう。
仁科克基の確執!松方弘樹となぜ不仲で絶縁に?
今年の1月に亡くなった松方さん。この時には、父親の最期に立ち会うことが出来なかっただけではなく、葬儀にも参列していないと明かし、周囲を驚かせた仁科さん。
仁科さんは、16歳の頃から松方さんが亡くなるまでの約19年間、全く連絡を取っていなかったといいます。
また父親のお金で豪遊しまくり、友人におごった金額は5000万円以上に上るとも告白。
この辺りの金銭感覚に関しては、正直ピンとこないというか、理解するのは難しいですし、普通の感覚ではないんでしょう。
ただ、常識的に考えて、血の繋がっている「父親」の葬儀にも出席出来なかったという事を見ると、どんな確執があったのか?と不思議に思います。
仁科克基と松方弘樹の確執とは?
仁科さんは以前、松方さんについて「俳優としては好きだが、父親としては好きではない」と語っています。また「浮気や、何やらで苦労をかけられたという思いが強い」とも。
松方さんといえば、豪快な方で、浮世離れした伝説の数々が知られています。
ハタから見たり、聞いたりする分には痛快に感じる所もあるかもしれませんが、実際に自分の父親だと考えると複雑なのかもしれませんね。
そんな思いが、親子の確執のキッカケになっているのは、想像に難しくありません。
ただ、その代わりといってはなんですが、仁科さんは幼少期からあり得ないくらいの金額をお小遣いとして貰っていますし、また今の仕事に繋がっているのも父親である松方さんの影響(おかげ)である所が多いでしょう。
更に、仁科さんは自分も大人になり、結婚、離婚もし、女性関係で問題になったり等を経験していく内に、父親である松方さんに対する思いも変化してきたのではないでしょうか?
ある意味で、同じ男として理解出来る部分があると。
しかし、親子とはいえ、男同士で、しかもずっと連絡も取っていなかったとなると、関係修復するのは難しかったんでしょうね。
ただ葬儀にまで、参列できなかったとなると相当悔いが残りそうな気がします。
仁科克基の仕事収入や遺産相続は?
現在の仁科さんの仕事といえば、バラエティー番組への出演がメインで、そのギャラが収入のほとんどを占めていると思われます。松方さんほどの大スターとなると、亡くなった後に気になってくるのが「遺産」の行方。
松方さんには、事実婚だった女性で、最期も看取った元女優の山本万里子さんという、内縁の妻の存在もあります。
また、最初の妻との間の子(娘2人、息子1人)、2番目の妻である仁科亜季子さんとの間の子(克基さん、仁美さん)、そして元タレントである千葉マリアさんとの間にも認知している息子がおり、合計6人の子供がいます。
離婚した元妻たちや、内縁の妻には相続権は無いといい、6人の子供が法定相続人ということになりますが、最期を看取った山本さんも、松方さんによる遺言状などがあれば、一部を相続する権利を得ることが出来ます。
そうなると、結構複雑になってきますね。
実際に松方さんは、どのくらいの遺産を残していたのでしょうか?
ある週刊誌の記者によるとこのような証言が出てきています。
「大スターなので巨額な遺産があるイメージですが、昨年2月に入院した当初はVIP個室にいたものの、秋には狭い部屋に移ったという情報もある。仕事復帰のめどが立たなくなり、経済的に厳しい状況に追い込まれていたとも言われています。入院中には家賃100万円以上という個人事務所兼自宅だった東京都内のマンションを解約し、転居しています。京都にあった豪邸も仁科との離婚後に売り払っており、さほど遺産は残っていないかもしれません」
それでも、松方さんは長期に渡り入院していて療養生活を送っていたというわけではなく、生前の豪遊もいわゆる「タニマチ」の存在があってのことだというし、ギャンブルなどで散財していたというような話題もないので、ある程度の資産はあると見られています。
お金の問題というのは、何かとトラブルになりやすいですし、松方さんの場合は「深雑な家庭環境」という側面もあるので、この辺りもこれからどうなっていくのか、また情報が出てくれば触れていきたいと思います。