テレビ局のTBSが、同じく東京の赤坂に本社を構える、大手広告代理店の博報堂・博報堂DYメディアパートナーズとの共同事業として、来年4月から、事業所内に保育園を開園すると発表しました。
民放の在京キー局が、保育園を開設するのは、初めての試みとなり、注目を集めています。
その保育園の名前は「はなさかす保育園」となることも決定。
主な目的としては、多種多様な勤務体系である社員の「子育てと仕事の両立」をサポートすることです。
これは、小さなお子さんを持ちながら、働く方たちにとっては、非常に有り難いことですね。
TBSをはじめとする、共同経営となる3社は、これまでも出産・育児休業制度の充実に積極的に取り組んできていて、今回の試みも、育児世代の社会貢献という面で、新しいモデルケースになりそうな気がします。
はなさかす保育園への入園希望募集や対象と定員は?
はなさかす保育園の入園対象者は、年齢が「0~2歳」。開園時間も、平日が午前8時~午後10時(最大延長時間)、土日は午前9時~午後6時など、早朝から深夜といった時間帯にも対応。
この辺りは、勤務時間が不規則な社員の方たちにとっては、非常に大きいです。
園児の定員は19名となっています。
その内、地域住民枠が7人、残りの12人の枠は、割り振りを調整中ということで、詳しいことは正式な認可が下りてからの発表となります。
つまり、社員でなくても、入園出来る可能性もあるということですね。
このような影響力のあり、また発信力もある会社が、本格的に「育児教育制度」に取り組んでいく試みというのは、今後の広がりについても期待してしまいます。
現役で、バリバリと仕事をこなしている世代の方たちの、仕事と育児の両立というのは、大きな社会問題の1つですからね。
はなさかす保育園への求人はTBS?
それでは、園児を預かる方の問題。保育士の確保は、どうなっているのでしょうか?
奇しくも最近、ニュース番組では「森友学園」が、保育士の数が足らずに問題となっていましたからね。
これについては、現在申請を行っている「企業主導型保育事業」(内閣府が2016年度に開始)の推移を見ながら、徐々に具体的な設備や、保育形態を決定し、発表していくとあります。
さすがに大きな会社ですし、世間の注目を集める試みでもありますので、抜かりは無さそう。
一安心ですね。
詳細については、続報を待ちたいです。
また「はなさかす保育園」では、園児の定員の一部に地域枠を設けています。
これは地域と密接し、開かれた保育園とするためで、施設の中には、社員や地域住民の方との交流の場として、活用できるフリースペース等も、建設する予定となっているとのこと。
「赤坂といえば」という、街を象徴するような存在となり、会社として、地域全体を盛り上げていこうという意気込みも感じられますね。
まさに「花を咲かす」ことが出来るのでしょうか!(どうしても書きたくなってしまいましたw)