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安藤出典:https://mens-cdn.oricon.co.jp

あの俳優の安藤政信さんが、何と次のフジテレビの「月9」に出演するという発表がありました!

安藤さんが出演するのは、山下智久さん主演の人気シリーズ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」。

彼を昔から知っている方たちからすれば、「月9」に安藤さんが出るというのは、少し信じられないことではないでしょうか?

正統派イケメン俳優として活躍していた人気絶頂時に、突然表舞台から姿を消した安藤さん。

元々「映画」を主戦場にして活動をしていましたが、最近はCM、そして民放のドラマにも出演と、露出度を増やしています。

という訳で、今回は安藤さんの「空白の時間」について調べていきます!

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安藤政信は消えた理由もイケメン?

まず、今回のドラマ「コード・ブルー」で、安藤さんが演じるのは、藍沢(山下智久)のライバルとなる脳外科医で、新海広紀役。

劇中では、脳外科界で世界屈指の症例数と医療水準を持つトロント大から、レジデント(臨床医師として訓練を受ける職員)として医師を1人受け入れたいという話があり、その1つの席を、藍沢と新海が争うという展開に。

安藤さんは、今回演じる新海広紀という役、そしてこのドラマについて、このようなコメントを残しています。

-役柄について

「山下さんとライバル関係と聞いてバチバチな敵対関係かと思っていましたが、台本を読むとお互いを認め合っていて口には出さないけれど魂から認め合っているソウルメイトなのかなと思いました」

-ドラマの収録に向けて

「いいものをつくって視聴者の人に伝えたいという思いがものすごく熱いスタッフなので、そこを自分も正面から受けとめたいと思います」

こんな大人なコメントを残すなんて、やはり人は年を重ねると、変わるものなのですね。

というのも、以前の安藤さんなら、「月9」の連続ドラマに出演するなんて考えられませんでした。

安藤さんは、1990年代には「人気ドラマ」にも出演していましたが、突然テレビの世界から、姿を消します。

その理由について、見ていきましょう!

「ドラマよりも映画」

安藤さんは、「映画」にこだわって、仕事をしたいという思いを持っていました。

その映画にしても、「1年に1作品」くらいのペースで仕事が出来ればいい、というスタンス。

事務所からしたら、相当歯がゆかったでしょうね。

当時の人気ぶりからいえば、もっとバンバン仕事をしてもらいたかっただろうし、オファーもたくさんあったと思います。

あんまり「欲」というものが無いのでしょうか?

そして、その映画の仕事に関しても、徐々に「日本映画」ではなく、「海外の作品」(主に中国)への出演を増やしていきます。

これによって、益々、日本のメディアには登場しなくなってしまいました。

「日本の芸能界は合わない?」

海外の作品への出演がメインになってきた理由は、日本の映像制作の仕方が、自分とは合わなかったから。

あまりにもたくさんのルールで、(時間や予算など)縛られている為に、1つの作品に対してトコトン拘りたい安藤さんは、納得の出来る仕事が出来なかったといいます。

そして、中国の映画に参加し、1つ1つのシーンで、納得いくまで話し合いをして作り上げていくという環境に共感します。

こうして、映画の仕事も、海外がメインになっていきます。

安藤さんは、役を演じる時に、入り込みすぎて「役に取り憑かれてしまう」ことがあるために、1年に何個もの役を演じることは出来ませんでした。

その上に、日本の制作スタイルも合わなくて、海外の作品に出演を続けていたことで、メディアへの露出が減り、「消えていた状態」となってしまったようです。

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続・安藤政信は消えた理由もイケメン?

そんな安藤さんは、2015年映画「GONIN サーガ」に出演し、久しぶりに公の場に登場しました。

実は、この映画の前には「約3年間」に渡り、事務所も辞め、フリーになり、俳優業を行って来なかった時期があります。

この3年間について、「何か全てが嫌になっちゃって」と本人は振り返っていますが、特に大きな何かがあったとかではなく、色々なことが重なって、その結果、芸能界から距離を置こうと考えたそうです。

この「GONIN サーガ」への出演が決まった経緯は、共演した竹中直人さんに、同作の出演オファーを直接もらったからで、それを機に、また役者の世界に戻って来ます。

「3年間」役者を休止している間には、一般の方と結婚もしていて、子供も生まれています。

そして年齢も重ねていく内に、考え方も色々と変わってきたのでしょうね。

役者業を再開してからは、これまでの反動のように、たくさんの作品に参加している安藤さん。

今では、「(自分が演じると)監督もスタッフも、こんなに感動してくれるんだ」と改めて実感していると言い、役者こそが天職だという手応えも掴んでいる様子。

何なんでしょうね、この変わり様はw

これだけ自由にやってきても、役者の仕事が舞い込んでくるというのが、安藤さんの魅力を表していますね。

教訓としては、「これだけのイケメンだったら、どうやっても食べていける」ということでしょうかw

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安藤政信の若い頃のカッコイイドラマや映画は?

最後に、安藤さんがこれまでに出演してきた作品の中で、個人的にオススメのものをご紹介していきたいと思います!

まずは「キッズ・リターン」。

1996年の作品ですが、映画自体が凄い好きなのと、初主演の安藤さんの「まだ何にも染まっていない感じ」がする演技が見所です。

そして、1998年のドラマ「青の時代」。

こちらは、KinKi Kidsの堂本剛さんが主演の作品です。

このドラマの出演後は、2012年まで、ドラマ出演していません。

安藤さんの、「只のイケメンではない、怪しい魅力」が存分に発揮されている作品ですね。

更には、2000年に公開され物議を醸した映画「バトル・ロワイアル」。

この時の安藤さんは、完全にイッちゃってましたw

笑顔を浮かべながら、人をドンドン殺していくという役。

ちょっと「トラウマ」になりそうな作品でした。

現在、40代になった安藤さんですが、その魅力はまだまだ色あせていません。

これからは、幅広い役にも挑戦していくでしょうし、また新たな顔が見られることを嬉しく思います。

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