学位はハーバード大学修士、元厚生省の官僚で、現政治家、文部科学大臣政務官、復興大臣政務官、など肩書だけ見たら、火の付け所のない、超エリートの豊田真由子議員。
しかし一転、今回秘書に対しての「暴言・暴行」騒動により、取り返しのつかないダメージを受けてしまいました。
所属する自民党からは「離党勧告」を受けて、離党。
今回の事で受けた、精神的ダメージにより、現在は、病院に入院中であると言われています。
豊田真由子の秘書は発言内容から辞職勧告の為に仕返し?
誰もが羨むような経歴を持っている豊田議員。きっと、これまで、挫折らしい挫折などして来なかったのでしょう。
それだけに、今回の騒動で自分のことが連日のように、面白おかしく取り上げられているのは、我慢が出来ないことだと思います。
確かに、豊田議員が元秘書の男性に行った「暴言・暴行」については、擁護出来ません。
豊田議員の周りのスタッフが、これまでに、100人以上辞めていて、秘書にしても1年以上続いた人が、ほぼ居ないという情報を見ても、日常から、このような扱いを周りの人にしていたことは明白です。
しかし、今回の「音声の流出」に関して見ると、事前にICレコーダーを忍ばせていることから、この秘書の仕返しで、その時のお互いの言動を見ても、秘書の誘いに、上手く乗せられてしまった感も否めません。
豊田議員にしてみたら、バカにしていた秘書に上手いことヤラれて、自分の議員人生を狂わされた事も、相当屈辱でしょう。
事実、この秘書は、普段から酷い扱いを豊田議員から受けていて、こんな人が国会議員でいるのはおかしい、「議員失格だ!」と考えていたために、このような手段を取ったと言っています。
結果、秘書の狙いは成功。
豊田議員は、自民党からは離党しましたが、まだ議員は辞めていません。
ただ、イメージは最悪ですので、今後の議員人生ということで考えると、もう絶望的でしょう。
豊田真由子の秘書の高速道路逆走はワザと?
これまでは、あまりにインパクトのある「音声が流出」したため、世間の非難の声は、豊田議員へ向けられていました。しかし段々と、この秘書が起こして来たミスが、考えられないものであったことも発覚。
秘書側にも、責任があったんではないか?
という意見も出てきました。
「以前の投稿」で触れた、支援者へ送るバースデーカードの「名前と宛先」を、47名分、間違えてしまうというミス。
更に、もう1つありえないミスが、「高速道路の逆走疑惑」。
何でも、この秘書、運転中に高速道路の出口を間違えて、1つ前の出口で降りてしまい、豊田議員から、そのことを指摘されると、今度は逆から入り直そうと、逆走しようとしたという事。
まるで、漫画ですw
その時の二人の様子を想像したら、大変危険なんですけど、ちょっと笑ってしまいました。
逆走しようとする車に乗っていた豊田議員は、慌てて秘書を制止し、「人の命を何だと思ってるんだ!」と説教。
ごもっともです。
すると秘書は「すいません、そんなつもりはなかったんです。」と釈明。
怒りの収まらない豊田議員は「人が死んですいませんでは済まないよ!」と、怒鳴り、この後が意味不明なんですが、何故かミュージカル調になり「お前の娘が轢かれて~そんなつもりはなかったんです~で許されると思う~?」と歌っています。
「豊田議員のミュージカル調音声」
何なんでしょうか、この2人は。
「実は、仲良いんじゃないか?」とも思ってきましたよ。
秘書は、この時の会話を録音していて、週刊誌に売っていますが、怒られた原因は、「自分が高速道路を逆走しようとしたこと」だったのは伏せていました。
まるで、豊田議員が、意味もなく怒鳴り散らしているような印象を与え、結果的に、議員を失脚させることに成功しています。
こういう時は、使えるんですね。
言い方の問題はあるにしろ、自分の運転手がこの様な運転をしたら、怒るのが普通ですし、何より本当に危ないです。
また、秘書は、音声を録音するため、豊田議員を怒らせ、暴言を言わせ、ワザとこの様な「逆走行為」をしたとも考えられます。
そこまで、恨まれていた豊田議員も悪いのですが、適当に仕事をこなし、怒られて逆恨みし、挙げ句の果てには、仕返しをするために、こんな危ない事までして、豊田議員を怒りを引き出し、そのネタを週刊誌に売る。
何か、どっちもどっちな気がしてきました。
最後に、単純に不思議なんですが、こんな頭のいい人が、自分の秘書を選ぶ時に、何で、もっと優秀な人を付けないんでしょうかね。
政治家にとって、秘書って、もの凄く大事な存在だと思うのですが。