いよいよ公開が迫ってきたアニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」。
この映画の名前を聞いて、「懐かしいな~」と思った方、私と一緒ですw
元々は、岩井俊二監督が出掛けたテレビドラマ作品で、その後、あまりの反響の大きさに映画化もされた名作。
岩井監督が、世間に認知されるキッカケとなった作品で、この季節に観る映画としてはピッタリです。
ストーリーも、勿論素晴らしいのですが、劇中で使用されている音楽がこれまた最高なので、懐かしさと共に振り返っていきます。
打ち上げ花火の歌でForever Friendsが最後の挿入歌?
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?予告編①」この映画が、今になって再び公開されること、そしてそれが「アニメ化」ということに驚きました。
正直「なんでアニメなの?」という気もしましたが。
(主人公の女の子の声を広瀬すずさんが担当しているのですが、実写化だとしたら、彼女の年齢がもう少し低かったら、ピッタリだったのかも、と思いました。)
それだけ、元々の実写の出来が素晴らしかったです。
最近、久しぶりに観返したのですが、何か胸が痛くなりましたw
そして年を取ったことを実感w
そんなことはさておき、1993年にテレビドラマとして放送された本作は、1995年には映画化。
登場する、ちょっと生意気な男の子たちと、ませた女の子が繰り広げる「ひと夏の恋物語」なんですが、劇中で使われている音楽も素晴らしく、ストーリーを盛り上げています。
その中でも、物語のクライマックスで使用されていた楽曲がとても印象的でした。
その曲が「Forever Friends」。
最初に貼った「予告①」のバックで流れている曲です。
この曲を聞いただけで、懐かしくてちょっと泣けてきます。
Forever Friendsは最後の曲で英語歌詞?
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?予告編②」アニメ版「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の公開は、8月18日からです。
なので、まだ本作を観れてはいないんですが、過去に公開された実写化を忠実に再現しているのだとしたら、物語のクライマックスのキュンキュンするシーンで、この曲が使われているハズです。
それが「Forever Friends」。
全編「英語の歌詞」となっているこの曲。
ちなみに、その歌詞がコチラになります。
「Forever Friendsの歌詞」
実写版で使われている全楽曲は、REMEDIOS(麗美の別名義)さんによって、この作品のためだけに書き下ろされました。
その中でも、特に人気の高かった「Forever Friends」。
当時、ドラマ版の放送終了後には、CD化の問い合わせや要望が殺到したといいます。
しかし、直ぐにはCD化されず、映画の公開後の1996年にようやく「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? Soundtrack」として発売が決定。
そう言えば買ったな~、どこに行ってしまったのでしょうか?
また久しぶりに聴きたくなりました。
今回のアニメ版での主題歌は「打上花火」という楽曲で、シンガーソングライターの米津玄師さんと女性ラップシンガーDAOKOさんによるコラボ曲になるようです。
そして何とDAOKOさんは、「Forever Friends」もカバーすることに。
しかも、このDAOKO版「Forever Friends」は、ミュージックビデオも作られるようで、その監督を務めるのが、実写版を手掛けた岩井監督!
何なんですか、この豪華絢爛さは!
興奮してきました。
このミュージックビデオは。「原作ドラマのロケ地」で撮影。
岩井監督も、当時を懐かしみながらの撮影となったようです。
今回のアニメ版で、初めてこの作品を観るという方もたくさんいると思いますが、是非、実写の方も観てみたら、2倍楽しめるのではないか?と思っています!