1972年の2月19日~2月28日にかけて起こった「あさま山荘事件」。
あまりにも有名なこの出来事ですが、連合赤軍が人質をとり、立てこもりをした事件ですね。
あれから「45年」が経ちましたが、今考えると、同じ日本で起こった出来事とは考えられないような気もします。
そこで今回は、事件の起こった場所の現在などについて、改めて調べてみたいと思います。
浅間山荘事件の場所の地図や今現在は?
「あさま山荘事件」が起きてしまったのは、長野県北佐久間郡軽井沢町にあった河合楽器の保養所、「浅間山荘」。避暑地「軽井沢」ですね。
それでは、地図で確認してみましょう。
ちなみに、「あさま山荘事件」の起こった場所の住所は「長野県軽井沢町大字発地字牛道524-181番地」となっていますが、そちらで検索してみると、この様な地図が出てきます。
地図にある「レイクニュータウン内」にある浅間山荘。
建物としては、使われてはいないものの、今でも残っていて、その外観を見ることは可能です。
ただ、非常に分かりづらい場所にありました。
というか、あれほどの大きな事件が起こった場所が、取り壊されることもなく残っているというのも不思議な話だな、と思い調べてみた所、実は、所有者が当時の人間とは変わっているということ。
現在は、中国系の企業に買収された状態で、その後、放置されているといいます。
この様な状態が続いているということで、当時の事件を知る人、また、その頃はまだ生まれてもいなかったが、テレビなどで取り上げられているのを見て興味を持ち、現場を見てみたいと思った人たちによって、「観光スポット化」しているようです。
現在の、現場近くの様子の写真も、数多く撮られていましたので参考までに見ていきましょう。
「現在の浅間山荘の様子」
「現在の浅間山荘の様子」
「現在の浅間山荘の様子」
これだけの時間が経過している割には、綺麗に残っているという印象です。
中国系企業に買収されたということですが、使われてはいないものの、管理に関してはしっかりとしているようですね。
浅間山荘事件の場所への行き方は?
それでは次に、実際に「浅間山荘」へ行ってみる場合、どのようにしたらたどり着けるのか、調べてみます。地図で確認したのですが、本当に分かりづらいです。
「浅間山荘」へ向かうには、まず地図にもある「レイクニュータウン管理事務所」に辿り着く必要があります。
レイクニュータウンは、南軽井沢の別荘地帯。
夏のシーズン中の期間には、多くの人が訪れますが、普段は「ゴーストタウン化」しているということ。
特に、冬場になんて行くと、全く人がいなくて、思う存分「ゴーストタウンの雰囲気」を味わえると言います。
絶対に行きたくありませんw
そんなレイクニュータウンの入り口(現在は使われていない料金所のようなものがある所)から、取り敢えず「真っ直ぐスタート」します。
ここで注意したいのが、レイクニュータウン内は、奥に進めば進むほど「複雑な道」となるために、来た道を覚えておかないと、確実に迷ってしまうという点。
何回曲がったとか、どっちに曲がったとかは、覚えておいた方が良さそうです。
そのまま暫く進むと、「赤いトンガリ屋根の家」が出てきます。
この手前の白い柵の間の道を進んでいきます。
すると、「からまつ通り」という看板が出てくるので、これを左へ。
そして、3つ目の分岐点でも、「からまつ通り方面」を選び左に進みます。
ちなみに、この分岐点の付近には大きな池があり、「あさま山荘事件」が起こった時には、ここの水を放水に使ったとか。
この先を進んでいくと、急カーブが多くなり、坂もキツくなってきます。
また、昼間でも薄暗くなってくるので、周囲に注意を払いながら進んだ方が良いですね。
そうすると、「広いロータリーの交差点」が出てきます。
ここで、右側を選択すると「浅間山荘の下側」へ、真っ直ぐ進むと「浅間山荘を上から見る形」となります。
「浅間山荘を上から見る」ために、真っ直ぐ進んだ場合、また分岐点が出てくるので、そこを右へ。
すると「赤い屋根の建物」が出てきます、これが「浅間山荘」。
これは、迷いますねw
くれぐれも、暗くなってくる前に着くように出発しないと危険です。