いよいよ放送が明日に迫った「世にも奇妙な物語’17秋の特別編」。
今回は、その中から吉岡里帆さんと峯田和伸さんの共演が話題の「寺島」について調べていきます!
大ブレイク中の吉岡さんですが、「世にも奇妙な物語」には初出演となります。
そしていきなりの主演。
一体どんなお話になっているのでしょうか?
吉岡里帆の寺島の原作をネタバレで怖い結末!世にも奇妙な犯人は?
吉岡さんが主演を務める「寺島」ですが、共演陣がコチラ。ミュージシャンとしても活躍中の峯田さん。
そして、子役としても活躍していた大後寿々花さんも出演しています。
そんな「寺島」には、原作があります。
元々の作品は、カサギヒロシさんによる特別読み切り漫画「寺島」。
では、その漫画の内容も後で確認していくとして、まずは「世にも奇妙な物語版の配役」に合わせてサラッと見ていきましょう。
吉岡里帆の寺島の原作をネタバレで怖い結末!
漫画家の山崎(峯田)は、初連載が決まったものの、アシスタントが辞めてしまい困っている。そんな山崎の元に「寺島ひな(吉岡)」と名乗る女性アシスタントが出現。
寺島は、ふとしたキッカケから「小林」という、自分が小学生の頃の同級生の女の子の話をし始めます。
その「小林」という女の子は、虫を◯すのが大好きという、少し変わった子で友達も居なく、寺島が唯一の話し相手でした。
そんなある日、小学校で飼っていたウサギが何者かに◯されていて、体の中にソフトボールが入れられているという事件が発生。
寺島は、犯人が「小林」であることを知っていましたが、誰にも言えないでいました。
それからは、転校などもあり、小林との交流が無かったという寺島。
しかし、山崎の元へ向かう途中に偶然「小林と再会」し、喫茶店で話をすることに。
そこで寺島は、小林から衝撃的な話を聞かされることに。
その内容は、小林が高校生の頃、母親を◯し、その母親の体の中に、電話機を入れるという事件を起こしたというもの。
こんな恐るべき話を、楽しそうに語っている小林を見て怖くなった寺島は、喫茶店から逃げ出してきたのだというのです。
寺島から「恐怖の話」を聞かされた山崎。
山崎は、寺島が席を外している間に、何気なくテレビを点けます。
すると、そのテレビの中からこんなニュースが。
「先ほど、寺島という人物が喫茶店で◯され、体の中にバナナが入れられていた」
ここで山崎は、アシスタントとして現れた「寺島」という人物が、実は『寺島を◯し、寺島を名乗っている「小林」であること』に気が付きます。
そこへ戻ってきた「自称・寺島」。
「自称・寺島」は、山崎にこう告げます。
「バナナは好きですか?」
ウギャャーー!
吉岡里帆の寺島の原作とは違うけど怖い?
かなり背筋が凍るような「怖い話」です。ここまでは、原作を「今回のドラマ版の配役」に照らし合わせて見てきましたが、漫画版との違いはあるのか?
漫画版の方も検証してみました。
まず漫画版では、アシスタントとして山崎のもとに現れる「寺島が男性」です。
そして山崎は、「江田」という女性の担当編集者によって、新しいアシスタントとなる「寺島」を電話で紹介されます。
この様に、漫画とドラマの大きな違いは「寺島の性別の違い」。
それから、子供の頃の話を始める「寺島」ですが、その内容は大体同じ。
ただ、寺島の話の中に出てくる「小林も男の子」です。
また、喫茶店で寺島と小林が再会し、小林が過去に起こしたという「母親についての事件」ですが、漫画版の方は、かなりグロい内容と描写。
多分、これをそのままテレビで放送するのは難しいのでないかと思います。
気になる漫画版の最後の方の展開も見てみましょう。
漫画版「寺島」のラストは?
恐ろしい話を「寺島」から聞かされた山崎。そんな山崎の元へ、寺島を紹介した江田がやって来ます。
そして寺島がトイレへと向かった時に、江田が山崎に「あの人(寺島)は誰なんですか?」と尋ねます。
山崎は驚き「江田さんが呼んだ寺島じゃないの?」と逆に聞き返すと、江田は「彼は、寺島くんではない」とポツリ。
微妙な空気の中、同じく部屋にいた、チーフアシスタントの小島がテレビを点けると、喫茶店のトイレで、バナナが詰められた遺体が発見されたというニュースが流れている。
そのニュースで被害者となっている「寺島」の顔が写し出されると、その男こそが、江田の知っている「寺島」でした。
そこへ戻ってきた「自称・寺島」が、山崎たちに「どうかしましたか?」と一言。
山崎が、ニュースの内容をはぐらかすために、「お腹が空いたから、何か買いに行こうか」と提案すると、「自称・寺島」は、「お土産を持ってきました」と言いバッグを取り出し、こう告げます。
「バナナは好きですか?真っ赤なバナナは?」
ウギャャーー!
てな感じで、最後は山崎たちが驚いている様子が「ラフ画」となって終了しています。
この、最後が「ラフ画」となっている点ですが、作者が急病のためであるという「お詫び」が掲載されていました。
しかし、原作漫画を読んだ人たちの間では、ラストが中途半端な「ラフ画」になっていることが、より、この話の恐ろしさを際立たせているとも言われているようです。
ドラマ版の方では、どんな結末となるのか?
予想は、寺島を演じる吉岡さんのアップになり、「ニヤリ」とした表情で終わり「♫チンチロチンチロチンチロリン♫」という、あのテーマ曲が流れて終わっていくのではないかと思っています。